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不自由な男たち [本]

11月14日(水)
田中俊之+小島慶子『不自由な男たち』(祥伝社新書)読了。

不自由な男たち その生きづらさは、どこから来るのか(祥伝社新書)

不自由な男たち その生きづらさは、どこから来るのか(祥伝社新書)

  • 作者: 小島慶子
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2016/06/01
  • メディア: 新書


武蔵大学助教の田中俊之と、元TBSアナウンサーでタレント・エッセイストの小島慶子が、現代日本における男性の生き辛さについて語り合う。

男は、子どもの頃から、何かを成し遂げるべく競争するように育てられ、働くのが当たり前のように求められる。
僕も、それが当たり前のように思ってきたが、田中氏・小島氏は、それが男を苦しめていると言う。
そうかもしれない。
天才・秀才はごく一部なのだから、全員が大志を抱くことはないのかもしれない。
先日、東京放送芸術&映画俳優専門学校のスペシャル公演で『ブリザード・ミュージック』を上演したが、その中にこんなセリフがあった。
「一人ではいけませんか。自分以外の、誰か一人を幸せにする。みんながそうしていけば、結局は世界がぜんたい幸福になりませんか」。
自分で書いたセリフだが、僕はこのセリフを座右の銘にしている。
凡人の僕でも、これならできるかもしれないと思う。

今日は朝から二週間に一度の恒例行事、近所の図書館へ行ってきました。
10冊返して、10冊借りてきました。
14時から、ぴあの取材。
鍛治本大樹と二人で、キャラメルボックス2018クリスマスツアー『リトル・ドラマー・ボーイ』について、存分に語ってきました。
そして、稽古14日目。
7・8・9場の動き付けをしました。
僕と同い年の大森美紀子が元気に演じていて、とても楽しかった。
彼女は僕が大学2年の時に書いた処女作『ねむれ巴里』に出演してくれているので、もう37年の付き合いになります。
37年も彼女の演技を見続けてきたのに、今日もまた笑わされました。
本当に凄い女優さんです。
僕も負けていられませんぜ。

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