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オンディーヌ [本]

4月21日(日)
ジャン・ジロドゥ『オンディーヌ』(光文社古典新訳文庫)読了。

オンディーヌ (光文社古典新訳文庫)

オンディーヌ (光文社古典新訳文庫)

  • 作者: ジャン ジロドゥ
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2008/03/12
  • メディア: 文庫


森の中の湖のほとりに、漁師のオーギュストと妻のユージェニーが暮らしていた。
二人には15歳の養女・オンディーヌがいた。
ある嵐の夜、遍歴の騎士ハンスがやってくる。
ハンスにはベルタという婚約者がいたが、オンディーヌに一目惚れしてしまう。
二人は結婚を誓い合う。
が、オンディーヌは実は人間ではなく、「水の精」だった……。

1939年、パリで初演された戯曲。
古典的なお伽話と予想していたが、見事に裏切られた。
物語自体は中世のお伽話を元にしているので、新しさはないが、物語り方が非常に斬新で、今読んでも古さを感じない。
何しろ第二幕はギャグ満載で、一種のタイムトラベルまで起こるのだ。
フランス演劇、侮れませんぞ。

昨日は稽古前に、1カ月ぶりにジョギングをしました。
タイムは11分41秒。
遅い!
夕方だったせいか、交通量も多くて、路地を曲がったところで、小型車と正面衝突しそうになりました。
次からは気をつけよう。
で、今日はキャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の稽古5日目。
8・9・10・11場の立ち稽古をしました。
普通1シーンは3回小返しをしますが、「モモヤマ」役は島野知也と矢野聖のダブルキャストなので、
彼らの出番は4回やります。
それから、出来が良くないと思った部分は、そこだけ抜いて返します。
で、大体1シーンが1時間前後。
今日は稽古時間が長めだったので、4シーン進むことができました。
残るは12・13場。
いよいよクライマックス、楽しみだなあ!

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