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女優で観るか、監督を追うか/本音を申せば11 [本]

6月29日(月)
小林信彦『女優で観るか、監督を追うか/本音を申せば11』(文藝春秋)読了。

女優で観るか、監督を追うか 本音を申せば11 (文春文庫)

女優で観るか、監督を追うか 本音を申せば11 (文春文庫)

  • 作者: 信彦, 小林
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/01/04
  • メディア: 文庫


小説家・小林信彦が週刊文春に連載中のエッセイ「本音を申せば」の書籍化で、シリーズ11冊目。
その前の連載「人生は五十一から」から通算すると、17冊目。
2014年に掲載した分。

小林信彦氏の本はこれが28冊目。
辛口で有名な小林さんだが、意外と貶した文章より褒めた文章の方が多い。
この本で褒められているのは、
〇『あまちゃん』
〇綾瀬はるか
〇弘田三枝子(渥美清さんも好きだったらしい)
〇『もらとりあむタマ子』、前田敦子
〇『純喫茶磯部』『すーちゃん まいちゃん さわちゃん』
〇『大平原』
〇『アメリカン・ハッスル』、ジェニファー・ローレンス
〇『アデル、ブルーは熱い色』
〇『ブルー・ジャスミン』
〇『相棒-劇場版Ⅲ』
小林さんはラジオ派で、テレビはほとんど見ないが、唯一見続けているのが、『相棒』シリーズだそうだ。
ドラマとしての質の高さを激賞している。
NHKの朝の連続テレビ小説も全く見たことがなかったが、『あまちゃん』だけはほとんど見たらしい。
DVDボックスまで買ったらしい。
80歳を過ぎてもこの好奇心、見習わなければならないと思う。

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