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古い洋画と新しい邦画と/本音を申せば12 [本]

6月29日(月)
小林信彦『古い洋画と新しい邦画と/本音を申せば12』(文藝春秋)読了。

古い洋画と新しい邦画と 本音を申せば

古い洋画と新しい邦画と 本音を申せば

  • 作者: 信彦, 小林
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2016/05/12
  • メディア: 単行本


小説家・小林信彦が週刊文春に連載中のエッセイ「本音を申せば」の書籍化で、シリーズ12冊目。
その前の連載「人生は五十一から」から通算すると、18冊目。
2015年に掲載した分。

小林信彦氏の本はこれが29冊目。
小林氏は昭和7年(1932年)生まれで、この本を執筆当時は83歳だから、仕方ない部分はあるが、同じエピソードが繰り返し出てくるのにはちょっと閉口した。
『仁義なき戦い』、ヒッチコック、大瀧詠一などなど。
しかし、『海街diary』を絶賛し、若尾文子の全盛期を振り返り、三船敏郎について語った部分はとても楽しめた。
週一で18年の連載はやっぱり凄い。
83歳になってもまだ続けるというのも凄い。
たとえば歯医者に週刊文春が置いてあると、僕はまず最初に『本音を申せば』を読む。
今でもこの雑誌の目玉だと思う。

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