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黒武御神火御殿 [本]

7月24日(土)
宮部みゆき『黒武御神火御殿/三島屋変調百物語六之続』(毎日新聞出版)読了。

黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

  • 作者: 宮部 みゆき
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞出版
  • 発売日: 2019/12/07
  • メディア: 単行本


江戸時代。
江戸神田三島町の袋物屋・三島屋は、3年前から一風変わった百物語を続けている。
店の奥の「黒白の間」に、一人または一組の客を招き、客が体験した怪異を聞く。
聞き手は主人・伊兵衛の姪のおちかが勤めてきたが、嫁に行ったため、伊兵衛の次男の富次郎が後を継ぐことになった。
富次郎の最初の客は,なんと、幼馴染みの「お豆のはっちゃん」こと、神田佐久間町の豆腐屋・豆源の息子・八太郎だった……。

宮部みゆき氏の本はこれが67冊目。
「三島屋変調百物語」シリーズの6冊目で、『泣きぼくろ』『姑の墓』『同行二人』『黒武御神火御殿』の4編を収録。
短編集、と言いたいところだが、『黒武御神火御殿』は311ページもあるため、もはや長編と言ってもいいと思う。
全部で569ページで、読むのにまたしても3日かかった。
僕の好きな順は、『姑の墓』『同行二人』『泣きぼくろ』『黒武御神火御殿』。

今月は『忘れられた巨人』『熊と踊れ(上下)』『黒武御神火御殿』と、500ページを越える電話帳小説を4冊も読んだので、なかなか冊数が稼げません。
24日で、19冊。
残り1週間でスパートをかけたいと思います。

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