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デルス・ウザーラ [映画]

10月26日(火)
黒沢明監督『デルス・ウザーラ』(1975年)DVDで鑑賞。

デルス・ウザーラ (完全期間限定生産) [DVD]

デルス・ウザーラ (完全期間限定生産) [DVD]

  • 出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント
  • 発売日: 2013/04/05
  • メディア: DVD


19世紀、ロシア。
探検家のアルセーニエフ(ユーリー・ソローミン)は、ロシア政府から、地図上の空白地帯であるシホテ・アリン地方の調査を命じられる。
軍人たちと現地に向かい、そこで先住民のゴリド族の猟師デルス・ウザーラ(マクシム・ムンズク)と出会う。
アルセーニエフはデルスにガイドを頼む。
デルスは小柄な老人だったが、頑健な肉体を持ち、自然にも詳しかった。
道に迷った時も、優れた工夫で、アルセーニエフの命を救った。
調査の終了後、謝礼の金を渡そうとしたが、受け取らなかった。
アルセーニエフはデルスに強い友情を感じ、再会を祈った……。

誕生日に息子からプレゼントとしてもらったDVDの1本。
黒沢明は生涯に30本の映画を撮っているが、僕が見たのは28本。
この『デルス・ウザーラ』と『白痴』の2本のみ、まだ見ていなかった。
『デルス・ウザーラ』はソ連の映画で、ロシア語題は『Дерсу Узала』、英題は『Dersu Uzala』。
1923年に出版されたロシア人探検家ウラジーミル・アルセーニエフの探検記録『デルス・ウザーラ』を映画化。
第4回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞。
骨太な人間ドラマで、シベリアの壮大な自然がすばらしい。
デルスも本物の猟師にしか見えず、物凄いリアリティを感じた。
141分とやや長尺で、ストーリーもシンプルだが、飽きることはない。
名作です。
お薦めです。

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