倒れるまで：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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倒れるまで　[映画] [編集]

３月２３日（木）
マイケル・カーティス監督『倒れるまで』（１９３７年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: ジュネス企画
発売日: 2017/09/25
メディア: DVD

ニック・ドナティ（エドワード・G・ロビンソン）はプロボクシングのマネジャー。
自分の選手を商売敵のターキイ・モーガン（ハンフリー・ボガード）に買収され、試合に負けた上に、賭けた大金も失ってしまう。
が、恋人フラッフ（ベティ・デイヴィス）と共に、ホテルの一室でパーティーを開く。
そこで、ホテルのボーイのワード・ギーセンベリイ（ウェリン・モリス）と出会う。
彼の腕っぷしの強さに惚れ込んで、プロボクサーになれと口説く。
フラックはワードに「キッド・ギャラハッド」というリングネームをプレゼントする。
ニックはワードを自分の実家へ送り、トレーニングを命じた。
ワードはニックの妹マリイ（ジェーン・ブライアン）と恋に落ちた‥‥。

原題は『Kid Galahad』。
監督は『カサブランカ』のマイケル・カーティスで、骨太な人間ドラマになっている。
エドワード・G・ロビンソンとハンフリー・ボガードの対決もすばらしい。
ベティ・デイヴィスも珍しく可愛い女性を演じていて、好感を持った。
この映画はその後、２回リメイクされている。
１９４１年『The Wagons Roll at Night』ハンフリー・ボガード主演。
１９６２年『恋のKOパンチ』エルヴィス・プレスリー主演（凄い邦題だが、原題は『Kid Galahad』のまま）。
隠れた名作ということだろう。
お薦めです。