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格子なき牢獄 [映画]

3月28日(火)
レオニード・モギー監督『格子なき牢獄』(1938年)AmazonPrimeで鑑賞。

格子なき牢獄 [DVD]

格子なき牢獄 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジュネス企画
  • 発売日: 2012/06/25
  • メディア: DVD


フランス。
町外れの少女感化院では、百数十名の少女たちが、苛酷な院長マダム・アッペルの監視の下で苦役に服していた。
この感化院が政府の管轄になり、若きイヴォンヌ(アニー・デュコー)が新院長として赴任してくる。
それは、感化院の校医ギイ・マレシャル(ロジェ・デュシェーヌ)の運動の結果で、実は彼はイヴォンヌの婚約者だった。
イヴォンヌはマダム・アッペルの反対を押し切って、肉体的懲罰を厳禁し、少女たちに不平を申し出るように言い渡した。
が、今まで折檻を受けてきた少女たちは、それを素直に受け取らなかった。
ある日、17歳のネリー(コリンヌ・リュシェール)が脱走を企てて、憲兵に連れ戻されてくる。
イヴォンヌはネリーに、町まで使いに行くことを命じた。
初めて他人に信用されたネリーは、感激して、外へ出て行った‥‥。

原題は『Prison sans barreaux』。
モノクロ、98分。
1938年にフランスで大ヒット。
同年、イギリスで、本作のコリンヌ・リュシェールが主演し、ブライアン・デズモンド・ハーストが監督して、リメイクされた。
が、今見ると、それほどの出来とは思えない。
孤児院でなく感化院なので、ある程度の厳しさは必要だったと思うし。
イヴォンヌが改革してからの感化院は、現代人の目から見ても、甘すぎるし。
人道主義的、理想主義的映画。

今日はジョギングの予定でしたが、雨で走れませんでした。
雨天中止は久しぶり。
その分、執筆が進みました。
今は演劇以外の仕事をしているのですが、今日は10時間くらい書きました。
明日は走ろうと思います。

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