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ロバと王女 [映画]

3月19日(火)
ジャック・ドゥミ監督『ロバと王女』(1970年)AmazonPriemで鑑賞。

ロバと王女 デジタルニューマスター版 [DVD]

ロバと王女 デジタルニューマスター版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/07/28
  • メディア: DVD


ある国の王妃が亡くなる。
王妃は王(ジャン・マレー)に遺言で、自分と同等の美貌と美徳を兼ね備えた女性としか結婚しないでと言った。
王は娘1人で、後継ぎかいなかった。
そこで再婚相手を探すが、亡き王妃と同等の女性などいない。
こうなったら、自分の娘である王女(カトリーヌ・ドヌーブ)と結婚するしかないと思い詰める。
王女は自分の名付け親であるリラの妖精(デルフィーヌ・セイリグ)に助けを求める。
リラの妖精の助言に従い、王に無理難題を吹っかけるが、王はそのすべてをクリア。
最後に王女は、国の富の源である、宝石のフンをするロバの皮がほしいと言う。
王はロバを殺し、その皮を王女に贈った。
王女はロバの皮を身にまとい、王国を脱出する‥‥。

原題は『Peau d'Âne』、英題は『Donkey Skin、Once Upon a Time、The Magic Donkey』。
シャルル・ペローの童話『ロバの皮』を原作とした、ミュージカル映画。
監督はジャック・ドゥミ、主演はカトリーヌ・ドヌーブ、音楽はミシェル・ルグランで、『シェルブールの雨傘』(1963年)、『ロシュフォールの恋人たち』(1967年)のトリオが再結集。
フランス国内の219万8576人を動員し、ジャック・ドゥミ最大のヒット作となった。
しかし、中身は他愛ない童話で、後半は『シンデレラ』そっくり。
『モン・パリ』と言い、『ロバと王女』と言い、こんな暢気な映画がヒットするとは驚き。

ペローのろばの皮 (講談社の翻訳絵本)

ペローのろばの皮 (講談社の翻訳絵本)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2002/07/18
  • メディア: 単行本



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