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もっと知りたいミケランジェロ [本]

6月22日(金)
池上英洋『もっと知りたいミケランジェロ』(東京美術)読了。

もっと知りたいミケランジェロ: 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたいミケランジェロ: 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 作者: 池上 英洋
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2017/05/31
  • メディア: 単行本


16世紀、ルネサンス期の彫刻家・画家のミケランジェロ・ブオナローティの生涯と作品を解説する。

タイトルに「もっと知りたい」がつく、アート・ビギナーズ・コレクションもこれが31冊目。
ミケランジェロは1475年、イタリア中部の小村カプレーゼ生まれ。
父はフィレンツェから派遣された執政官で、ミケランジェロが生まれてすぐにフィレンツェに戻った。
1488年、ドメニコ・ギルランダーイオに弟子入りするが、1年で辞める。
1489年、ベルトルド・ディ・ジョヴァンニに弟子入り。
1499年、サン・ピエトロ大聖堂の「ピエタ」を制作。
1504年、ヴェッキオ宮殿の「ダヴィデ」を制作。
1512年、システィーナ礼拝堂天井画が完成。
1541年、システィーナ礼拝堂の「最後の審判」が完成。
1547年、サン・ピエトロ大聖堂の建築主任となる。
1564年、88歳で死去。

レオナルド・ダ・ヴィンチの23歳下で、ラファエロ・サンティの8歳上。
レオナルドは美男で優雅で絵画を好み、ミケランジェロは武骨で怒りっぽくて彫刻を愛した。
ミケランジェロはレオナルドを嫌っていたらしい。
ゲイで、生涯独身だった。
本人は自分を彫刻家だと思っていたが、絵画もしばしば描き、建築家としても様々な仕事をしている。
「偉大」という言葉が最も似合う芸術家。

キャラメルボックス2018サマーツアー『エンジェルボール』の稽古15日目。
9・10・11場の動き付けをした後、9~11場を通しました。
稽古をしていると、脚本を書いている時には思いもしなかったことが、ふと思いつきます。
今日もいくつか思いつき、何人かの役者に「こうしてみたら?」と提案しました。
鍛治本大樹は、昨日提案したことを、今日早速実行してみてくれました。
いやー、おもしろかった!
僕は方向性を示しただけで、具体的な演技を考えたのは鍛治本。
役者たちがしてくれる様々な工夫によって、芝居はよりおもしろくなっていきます。
今日の僕の提案がどうなるか、明日以降が楽しみです。

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