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ウィンストン・チャーチル [映画]

3月28日(土)
ジョー・ライト監督『ウィンストン・チャーチル』(2017年)WOWOWで鑑賞。

ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 [Blu-ray]

ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2019/05/09
  • メディア: Blu-ray


1940年5月、ロンドン。
内閣不信任決議によりチェンバレン首相(ロナルド・ピックアップ)が退陣し、後任の候補として、政界の嫌われ者であるチャーチル(ゲイリー・オールドマン)が浮上。
この日、チャーチルのタイピストとしてエリザベス(リリー・ジェームズ)が雇われるが、激しく叱責されて、屋敷を飛び出す。
そこへ、国王ジョージ6世(ベン・メンデルソン)からの呼び出しが来る。
新首相に就任したチャーチルは、オランダ・ベルギー・フランスに侵攻したドイツに対して、徹底抗戦を主張。
しかし、イギリス陸軍は連戦連敗で、フランス・ダンケルクの海岸に追い詰められる。
チャーチルは民間の船舶を徴発して陸軍3万人を救出する「ダイナモ作戦」を発動する……。

実話に基づいた映画。
チャーチルがイギリス首相に就任した日から27日間を描く。
チャーチル役は、ゲイリー・オールドマンが特殊メイクで演じた。
すばらしい演技で、第90回アカデミー賞主演男優賞を獲得。
クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』(2017年)を見ているので、あの時、ロンドンではこんなことが起きていたのか、と思いながら見た。
追い詰められたチャーチルは生まれて初めて地下鉄に乗り、同乗した市民たちにドイツと戦争を続けるべき否かを問う。
そして、「断固戦うべし!」と言われ、戦争継続を決意する。
非常に感動的なエピソードだが、それは結局イギリスがドイツに勝ったからそう思えるだけで、まかり間違えばとんでもないことになっていた。
市民の声を聞くったって、ほんの10人かそこらですよ。
というわけで、映画としてはイマイチと言わざるを得ない。
残念。


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