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街の野獣 [映画]

3月27日(月)
ジュールズ・ダッシン監督『街の野獣』(1950年)AmazonPrimeで鑑賞。

街の野獣 [DVD]

街の野獣 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジュネス企画
  • 発売日: 2005/05/25
  • メディア: DVD


ハリー・フェビアン(リチャード・ウィドマーク)は酒場「銀狐」の客引き。
その酒場の歌手メアリー(ジーン・ティアニー)はハリーの恋人で、彼が堅気になることを願っている。
プロレスの会場で客引きをしていたハリーは、世界的なレスラーであるグレゴリウス(スタニスラウス・ズビスコ)が八百長試合に憤慨するのを目撃。
ファンを装って、グレゴリウスと親しくなり、興行権を手に入れる。
が、興行には400ポンド必要で、酒場の主人のノザロス(フランシス・L・サリヴァン)に頼むが、あっさり断られる。
ハリーはノザロスの妻のヘレン(グーギー・ウィザース)から、ノザロスと別れて新しい酒場を開きたい、200ポンドやるから警察に手を廻して酒場の経営許可証を獲得してほしい、と頼まれる。
ハリーはヘレンに偽造した許可証を渡し、ノザロスからも200ポンド引き出して、ついにを興行に乗り出す。
が、ロンドンのプロレスを牛耳るボスのクリスト(ハーバート・ロム)は、実はグレゴリウスの息子で、ハリーに圧力を加えてくる‥‥。

原題は『Night and the City』。
ジェラルド・カーシュの1938年の小説『Night and the City』映画化。
主役のリチャード・ウィドマークがとんでもないクズっぷりで、感情移入は全く出来ないが、その徹底した演技に感心した。
スタニスラウス・ズビスコは本物のプロレスラーで、1920年代にアメリカで3度、世界ヘビー級チャンピオンになっているらしい。
この映画ではもう年老いているが、それでも貫禄十分で、説得力があった。
1992年に、ロバート・デ・ニーロ主演でリメイクされた。

ナイト アンド ザ・シティ ロバート・デ・ニーロ ジェシカ・ラング LBXS-009 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: エー・アール・シー株式会社
  • 発売日: 2015/11/30
  • メディア: DVD



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