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トム・ゴードンに恋した少女 [本]

1月21日(月)
スティーヴン・キング『トム・ゴードンに恋した少女』(新潮文庫)読了。

トム・ゴードンに恋した少女 (新潮文庫)

トム・ゴードンに恋した少女 (新潮文庫)

  • 作者: スティーヴン キング
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/05/29
  • メディア: 文庫


アメリカ、メイン州サンフォード。
トリシア・マクファーランドは9歳、レッドソックスのクローザー、トム・ゴードンの大ファン。
両親が離婚して、今は母キラ・アンダーセン、兄ピート・マクファーソンと3人暮らし。
ある土曜日、家族3人でアパラチア自然遊歩道にハイキングに出かける。
母と兄の口論に嫌気がさしたトリシアは、トイレのため、一人で遊歩道から外れて、森の中に入る。
そして、遊歩道に戻れなくなってしまう。
「川に沿って歩いていけば、いつかは海に出る」
トリシアは川を探して、森の中を歩き始める……。

スティーヴン・キングの本はこれが16冊目。
9歳の少女を主人公にしたサバイバル小説で、話はきわめてシンプルなのに、圧倒的なおもしろさ。
トリシアは幻想のトム・ゴードンに励まされ、森の中を何日も歩き続ける。
巻末の翻訳者・池田真紀子氏によれば、キングをこれを構想ナシで、ぶっつけで書いたらしい。
確かに伏線やどんでん返しなどの仕掛けは一切ない。
トリシアはひたすら歩き続けるだけ。
しかし、9歳の女の子の命を懸けた冒険は、まさに手に汗握るスリルの連続。
「最後は助かるに決まってる」と思いながらも、先が気になって仕方なかった。
やっぱりキングは凄い。
脱帽です。

修理に出していた右の補聴器がようやく戻ってきました。
これを機に、左右とも音量を上げたので、他の人の声が非常に聞き取りやすくなりました。
もう、他の人と話をする時、右を向いて、相手に左耳を向ける必要はない。
よかったよかった。
でも、健常者よりはやっぱり少し聴力が落ちるので、私と話をする時は、ぜひ音量を少しだけ大きくしてください。
よろしくお願いします。

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マイティ・ソー/ダーク・ワールド [映画]

1月21日(月)
アラン・テイラー監督『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。



昔、ダークエルフのマレキス(クリストファー・エクルストン)は、インフィニティ・ストーンの中の一つであるエーテルを使って、宇宙を闇に戻そうとした。
が、アスガルドの先々代王ボーに倒され、エーテルは地中深くに埋められた。
現代のロンドン、ジェーン(ナタリー・ポートマン)は惑星直列の影響で、世界の境目が不安定になっている場所を発見する。
境目に吸い込まれたジェーンは、アスガルドの地中に転移し、エーテルと接触してしまう。
ソー(クリス・ヘムズワース)はジェーンと再会し、彼女がエーテルを体内に吸収してしまったことに気付く。
一方、宇宙の何処かで目覚めたマレキスは、エーテルを奪回するため、アスカルドに攻め込む。
ソーは牢獄に幽閉されていたロキ(トム・ヒドルストン)に協力を求めた……。

『マイティ・ソー』シリーズの2作目。
1本目と『アベンジャーズ』の後という設定。
1本目は全くおもしろくなかったが、ナタリー・ポートマンが出ているので、見た。
が、結果は1本目と同じ。
壮大なスケールのスペース・オペラだが、壮大すぎて絵空事としか思えず、どうしても感情移入できない。
浅野忠信の出番が少ないのも残念だった。

ミステリ作家・北村薫さんのファンクラブ「北村亭」が発行した、北村薫作家デビュー30周年記念同人誌『北村薫30周年再び見つける北村薫2』が、自宅に郵送されてきました。
以前、依頼を受けて、文章を書いたのです。
「読者が選ぶ北村薫作品トップ3」のコーナー。
僕は『スキップ』『秋の花』『1950年のバックトス』を選び、その理由を書きました。
北村薫さんご本人や、担当編集者さんへのロングインタビューも掲載されていて、非常に読み応えのある本でした。
同人誌なので、書店では売っていませんが、通販で買えるようです。
詳しくは、北村亭HPをご覧ください。

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日本イラストレーション史 [本]

1月20日(日)
美術手帖編『日本イラストレーション史』(美術出版社)読了。

日本イラストレーション史

日本イラストレーション史

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 美術出版社
  • 発売日: 2010/10/22
  • メディア: 単行本


1950年代から現代までの、日本のイラストレーションの歴史を解説する。

作者のことは知らないけど、この絵はよく見た、という人が何人もいた。
瀧本唯人、伊坂芳太良、柳原良平(アンクルトリス)、山口はるみ(パルコ)、矢吹申彦、永井博(ロング・バケーション)、空山基、ひこねのりお(カールおじさん)、風間完、生頼範義(帝国の逆襲)、長岡秀星(太陽神)などなど。
僕がイラストを意識したのは、星新一のショートショートの挿絵を描いた、真鍋博だと思う。
中学の時だから、1975年頃だ。
高校時代は、つかこうへい事務所のポスターを描いていた和田誠が好きだった。
イラストの世界にも、偉大な画家はたくさんいる。
勉強になった。

銀座九劇アカデミアのワークショップの2回目、無事に終了しました。
「初級演技講座」の受講者たちは、1回目より声が出るようになって、成長を感じました。
「中級演技講座」はテキストに『無伴奏ソナタ』の1場を使用しているのですが、みんなメキメキ腕を上げ、おもしろい芝居になりました。
残り2回が楽しみです。
でも、合計8時間のワークショップは本当にハード。
今夜に早く寝ます。

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スリー・ビルボード [映画]

1月20日(日)
マーティン・マクドナー監督『スリー・ビルボード』(2017年)WOWOWで鑑賞。

スリー・ビルボード [AmazonDVDコレクション]

スリー・ビルボード [AmazonDVDコレクション]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD


アメリカ、ミズーリ州エビング。
アンジェラ・ヘイズ(キャスリン・ニュートン)がレイプされた後に焼かれて殺された。
現場は町外れの道路沿いに3枚の広告板(ビルボード)が立っている場所だった。
7カ月後、母親のミルドレッド・ヘイズ(フランシス・マクドーマンド)は広告板を借り受け、そこに「娘はレイプされて焼き殺された」「いまだに犯人が捕まらない」「どうして、ウィロビー署長?」というメッセージを張り出した。
ウィロビー署長(ウディ・ハレルソン)は町の人々から敬愛されていて、膵臓ガンに侵されていた。
警官のディクソン(サム・ロックウェル)はミルドレッドに広告板を貸した広告会社社長のレッド(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)を脅迫し、ミルドレッドの友人デニス(アマンダ・ウォーレン)をマリファナ所持容疑で逮捕した……。

フランシス・マクドーマンドがアカデミー賞主演女優賞、サム・ロックウェルが助演男優賞を受賞。
サスペンス調の人間ドラマで、人間の醜さをこれでもかと描く。
が、同時に、純粋な優しさ、思いやりも描き、何度もハッとさせられた。
とにかく、終始ピリピリした緊張感が持続し、先読みしても、ことごとく裏切れるため、ハラハラドキドキしっぱなし。
これを傑作と言わずして、何と言う。
僕なら、『シェイプ・オブ・ウォーター』より、こちらに作品賞を贈る。
お薦めです。

今日は銀座九劇アカデミアのワークショップの2回目。
新富町のスタジオで、4時間を2コマやってきます。
受講者の皆さんが、前回から今日までの1週間で、どれだけ練習したか、とても楽しみ。
全部で4回のワークショップですが、前半2回で終わりという人も何人かいる。
その人たちは今日でおしまいなので、少しでも役に立つレッスンがしたいと思います。
頑張ります。

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邦画の昭和史 [本]

1月19日(土)
長部日出雄『邦画の日本史』(新潮新書)読了。

邦画の昭和史―スターで選ぶDVD100本 (新潮新書)

邦画の昭和史―スターで選ぶDVD100本 (新潮新書)

  • 作者: 長部 日出雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 新書


小説家の長部日出雄が、戦後の日本映画の中から、大スターが名演技をした、という視点で100本を選び、紹介する。

男優は、多い方から、三船敏郎が9本、高倉健・勝新太郎・市川雷蔵・渥美清が3本。
女優は、原節子・田中絹代・高峰秀子が4本。
三船の数が突出しているのは、黒澤明監督の作品にたくさん出たため、秀作が多いのだ。
戦後の大スターがこの8人というのは、順当だと思う。
僕が8人選んだら、三船敏郎・石原裕次郎・高倉健・渥美清、原節子・高峰秀子・藤純子・吉永小百合になるだろう。
僕はこの本で取り上げられた100本のうち、41本を見ていた。
逆に言えば、59本も見てないわけで、まだまだ勉強が足りないと反省した。

上記の本は、昭和20年から64年までの、44年の間に作られた映画が対象でした。
が、平成も今年で30年。
今度は、「邦画の平成史」という本ができてもいいと思います。
一体誰が選ばれるかな?
役所広司さん、本木雅弘さん、ビートたけしさんあたりでしょうか。
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オレゴン魂 [映画]

1月19日(土)
スチュアート・ミラー監督『オレゴン魂』(1975年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

オレゴン魂 [DVD]

オレゴン魂 [DVD]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: DVD


1880年、アメリカ、アーカンソー州。
西部地区保安官代理のルースター・コグバーン(ジョン・ウェイン)は、悪人を殺しすぎるため、パーカー判事(ジョン・マッキンタイア)にバッジを取りあげられてしまう。
ところが、ホーク(リチャード・ジョーダン)の一味がニトログリセリンを運搬していた騎兵隊を襲う事件が発生。
パーカーはルースターに、ホーク一味の生捕りにすれば、賞金2000ドルと終身保安官の地位を与えると約束した。
ルースターはホークを追って、フォート・ルビーに到着。
牧師の娘ユーラ(キャサリン・ヘップバーン)が父の敵討ちをするため、ルースターに同行することになる……。

ジョン・ウェインは『勇気ある追跡』(1968年)で、大酒飲みの片眼の保安官ルースター・コグバーン役を演じて、アカデミー男優賞を獲得。
今作も同じ役で、キャサリン・ヘップバーンと初共演。
ベテランの二人が、初老の男女の共闘と淡い恋愛を、達者に演じてみせた。
ストーリーもよくできていて、予想以上に楽しめた。
お薦めです。

北千住のシアター1010のドラマ・リィーディング教室の2回目のレッスンに行ってきました。
初めの35分は、発声練習。
腹式呼吸と共鳴を解説し、実際に声を出してもらいました。
次に仮のキャスティングをして、『ごん狐』と『てぶくろを買いに』を練習。
しかし、受講者の方々は皆さん積極的だったので、これからグングンうまくなっていくだろうと思いました。
次回が楽しみ!

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サカサマのパテマ [映画]

1月19日(土)
吉浦康裕監督『サカサマのパテマ』(2013年)鑑賞。

サカサマのパテマ 限定版 [Blu-ray]

サカサマのパテマ 限定版 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: Blu-ray


パテマ(声/藤井ゆきよ)は機械によって閉塞された都市で暮らしている。
人の行かない場所を冒険するのが好きで、ある日、大きな穴を発見する。
穴の底は空だった!
エイジ(岡本宣彦)は中学2年で、学生寮暮らし。
学校では、「かつて多くの罪びとが空に落ちた」と習っていた。
ある日、学校の近くの穴を囲む柵のそばに立っていると、その柵に少女が現れた。
少女はサカサマだった!

重力の方向が真逆の少女と少年が出会うという物語。
二つの近接した星に住む二人なのだろうと予測していたら、大ハズレ!
少女は地下都市で、下向きに生活していた!
この発想の斬新さに驚嘆した。
二人はそれぞれ相手の世界へ行くのだが、そうなると、どっちが上でどっちが下かが混乱してくる。
カメラはそのたびに180度回転する。
今、どっちだ?と考えるのが楽しくて、ワクワクしながら見た。
この世界全体がなぜそうなったのかの説明が不足していて、それについては非常に不満だが、それを凌駕するおもしろさがこの映画にはある。
お薦めです。

今日は北千住のシアター1010のドラマ・リーディング教室の2回目のレッスン。
10時からなので、もう出かけます。
前回はオリエンテーションでしたが、今日からいよいよテキストを読みます。
新美南吉の『ごん狐』『てぶくろを買いに』『牛をつないだ椿の木』の3作。
今日は最初の二つを読む予定。
レッスンは2時間なので、あっと言う間に終わってしまいます。
その間に、少しでもためになる話をしたいと思います。
頑張ります。

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意識のリボン [本]

1月18日(金)
綿矢りさ『意識のリボン』(集英社)読了。

意識のリボン

意識のリボン

  • 作者: 綿矢 りさ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2017/12/05
  • メディア: 単行本


綿矢りさの、短編8つを収録した短編集。

綿矢りさ氏の本はこれが11冊目。
8つのうち4つは、まるでエッセイのような小説。
『岩盤浴にて』は、作者らしい「私」が岩盤浴に行くだけの話。
そこで見たこと、感じたことをただつらつらと書き並べている。
『怒りの漂白剤』に至っては、作者らしい「私」にとっての「怒り」を考察するだけ。
新鮮ではあったが、おもしろいかと言われると……。

夕方、散歩に出かけました。
自宅から4番目に近い図書館を目指して歩きました。
僕は現在、自宅から1番近い図書館、2番目、3番目、合計3つの図書館を利用しています。
で、今日は新規開拓で覗きに行ったのですが、なんと休館日!
今日は金曜なのに、と思ったら、入口の横のプレートに「毎月第三金曜は休館日」と書いてありました。
悔しい!
でも、往復で4キロほど歩けたので、いい運動になりました。

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ゲットアウト [映画]

1月18日(金)
ジョーダン・ピール監督『ゲットアウト』(2017年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

ゲット・アウト(4K ULTRA HD + Blu-rayセット)(2枚組) [4K ULTRA HD + Blu-ray]

ゲット・アウト(4K ULTRA HD + Blu-rayセット)(2枚組) [4K ULTRA HD + Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: Blu-ray


ニューヨーク。
クリス(ダニエル・カルーヤ)は黒人の写真家で、白人のローズ(アリソン・ウィリアムズ)と恋人同士。
ある日、二人で彼女の実家へ行く。
彼女の両親と弟は歓待してくれたが、広大な屋敷では黒人の召使たちが働いていた。
翌日、屋敷の庭で、ローズの亡き祖父を偲ぶパーティが開かれる。
集まったのは白人の老人たちばかりで、クリスはまたしても違和感を持つ。
その中に一人だけ、黒人の若者を見つけ、携帯電話で写真を撮ると、彼は突然、鼻血を出し、クリスに向かって「出ていけ!」と叫んだ……。

ネットで評判がいいので、見てみた。
ジャケットはおどろおどろしいが、前半は不穏な雰囲気を漂わせながらも、きわめて静かに進む。
後半、真相が明らかになってからも、グロテスクな描写はなく、人間ドラマの品位を保つ。
しかし、真相自体がやや荒唐無稽なため、衝撃を受けるには至らず。
低予算ながら、アメリカでは大ヒットしたらしい。
確かに悪くないけど、僕の印象を一言で言えば、「惜しい!」、
真相にもう少し説得力があれば、と思った。

1月24日(木)~27日(日)まで、僕が所属している日本劇作家協会が、日本劇作家大会を開催します。
場所は、大分県大分市。
4日間で、合計64のイベントが行われます。
その中の一つ、「リーディング・フェスタin大分」に、キャラメルボックスの鍛治本大樹が出演します。
鍛治本は宮崎県出身なので、呼ばれたのかもしれません。
大分県民または大分周辺にお住まいの皆さんは、ぜひぜひ足をお運びください。
僕は行きませんが。

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メアリと魔女の花 [映画]

1月18日(金)
米林宏昌監督『メアリと魔女の花』(2017年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。
 
メアリと魔女の花 [DVD]

メアリと魔女の花 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • メディア: DVD


イギリス。
赤毛の少女メアリ(声/杉咲花)は、両親の都合で、田舎の村に住む大叔母シャーロット(大竹しのぶ)の家に預けられる。
村の少年ピーター(神木隆之介)と知り合いになるが、赤毛をからかわれ、激しく怒る。
霧の日、猫を追いかけて、森の中に入っていくと、古いホーキと、不思議な花があった。
その房状の花は、7年に一度しか咲かない「夜間飛行」だった。
房の一つが潰れると、青白い光になり、ホーキが動き出した!
メアリはホーキに乗って、空へと舞い上がった!

メアリー・スチュアートの児童文学のアニメ映画化。
いわゆる魔法ファンタジーで、定石は押さえてあるが、逆に言えば、あまりにもオーソドックスで、意外性がない。
主人公のメアリに魅力がなく、感情移入できないのも辛い。
米林宏昌監督は、第一作の『借りぐらしのアリエッティ』はなかなかおもしろかったが、第二作の『思い出のマーニー』も今作も、脚本が弱いと思った。
『アリエッティ』の脚本は宮崎駿氏で、『マーニー』と今作は米林氏。
改善すべきは脚本ということだろう。

一昨日、電車に乗って、座席に座ったら、隣の男性が書き物をしていました。
その人が座っていたのは車両の一番端で、ガラス窓に冊子を立てて、ノートに何か書いていました。
その冊子が脚本の書式だったので、「演劇関係?」と思ったのですが、それはハズレ。
横目で観察すると、その脚本の役名の中に「ピカチュウ」の文字が!
その人は脚本を読みながら、絵コンテを書いていたのです。
つまり、「演劇関係」じゃなくて、「アニメ関係」。
それにしても、なぜ電車の中で?
スケジュールが遅れて、切羽詰まっていたのでしょうか?
いろいろ気になったけど、仕事の邪魔をしてはいけないので、僕は読書に集中しました。

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