SSブログ

愛情は深い海の如く [映画]

1月25日(日)
テレンス・デイヴィス監督『愛情は深い海の如く』(2011年)GYAOで鑑賞。

愛情は深い海の如く [DVD]

愛情は深い海の如く [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD


第2次世界大戦後のイギリス・ロンドン。
ヘスター(レイチェル・ワイズ)は年の離れた判事の夫コリヤー卿と何不自由なく暮らしていたが、元空軍パイロットでバトル・オブ・ブリテンの英雄フレディ(トム・ヒドルストン)と出会い、恋に落ちる。
家を飛び出して同棲を始めるが、フレディは自堕落で酒浸りの生活をしていた。
ヘスターはガス自殺を図るが、失敗。
病床に駆けつけたのは、夫コリヤー卿だった……。

テレンス・ラティガンの1952年の戯曲『深く青い海』の映画化。
1955年にヴィヴィアン・リー主演で映画化されたので、これが2回目。
1955年版は、僕は未見。
タイトルに惹かれて見たのだが、暗く重く、話が全く転がらない。
レイチェル・ワイズの美しさのみが見どころの映画だった。
残念。

昨日は日本劇作家協会のイベント「月いちリーディング」にゲスト出演してきました。
テキストは吉水恭子さんの『消失点』。
開演前の打合せで、吉水さんから僕の戯曲集『ナツヤスミ語辞典』へのサインを頼まれました。
現在、高校の演劇部の顧問で、上演してくたさったのだそうです。
吉水さんは旦那さん・娘さんと家族で劇団もやっているそうで、「成井硝子店」の先輩ではないかと驚きました。
リーディングは2時間、ディスカッションは1時間半。
お客さんがたくさん発言したので、僕の発言機会は2回だけでした。
もう一人のゲストの、劇団チョコレートケーキの古川健さんと意見が一致して、うれしかった。
また、なぜか客席に座っていた演出家の木野花さんも発言なさったのですが、これが大変参考になりました。
いつもはもっと短い脚本なので、長丁場になりましたが、非常に楽しいイベントでした。

nice!(2) 
共通テーマ:演劇

昭和50年の食事でその腹は引っ込む [本]

1月25日(土)
都築毅『昭和50年の食事でその腹は引っ込む』(講談社+α新書)読了。



東北大学大学院農学研究科准教授の都築毅が、生活習慣病対策のために、昭和50年の和食を推奨する。

何と言う秀逸なタイトルだろう!
40歳以上の人間は、思わず手に取ってしまうのではないか?
念のために言っておくが、僕のおなかは出ていない。
毎日の食事制限と、1日おきの入浴前の筋トレと、入浴後のストレッチで、61キロの体重と、180度開脚の柔軟性を維持している。
食事制限とは、朝食は食パン1枚と野菜ジュース、昼は500キロカロリー以内、夜はお米を食べない、という決まり。
が、昭和50年に日本人が食べていた食事なら、1日3食でも体重が増えないというのだから、うれしいじゃないですか!
パンや麺よりお米を食べなさいというのは、ちょっと前に読んだトイカツさんの本と同じ。
お米は消化に時間がかかり、腹持ちがいい、イコールすぐにはおなかが空かないのだ。
ちょっとお米を見直してみようかな。
お薦めです。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』『おおきく振りかぶって/秋の大会編』ダブルヘッダー特別公演のキャスト紹介の10回目。
19人目は、「高瀬準太」役の越智友己くん。
1990年11月1日、埼玉県生まれの29歳。
2012年、FLYD BALL 企画プロデュース公演 Vol.2『強盗銀行~GO TO BANK~』で初舞台。
2017年、『仮面ライダービルド』の「内海成彰/ナイトローグ/仮面ライダーマッドローグ』で名を挙げる。
普段は物静かだけど、演技は達者で、純粋で熱い「高瀬」になりきっています。
高瀬.jpg
20人目は、「叶修吾」役の西川俊介くん。
1994年4月4日、群馬県前橋市生まれの25歳。
2015年、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の主演「伊賀崎天晴/アカニンジャー」役で名を挙げる。
ハンサムなのに人見知りな性格。
しかし、稽古も中盤に入って、ガンガンテンションを上げるようになってきました。
叶.jpg
nice!(3) 
共通テーマ:演劇

犯罪都市 [映画]

1月25日(土)
カン・ユンソン監督『犯罪都市』(2017年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

犯罪都市 [Blu-ray]

犯罪都市 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: Happinet
  • メディア: Blu-ray


2004年、ソウル。
マ・ソクト(マ・ドンソク)は、衿川警察・強力班の刑事。
ある日、ビリヤード場で刺傷事件が発生。
被害者は毒蛇組の組員、犯人は対立するイス組の男だった。
ソクトはすぐに犯人を捕らえ、それぞれの組のボス、毒蛇(ホ・ソンテ)とチャン・イス(パク・ジファン)に無理矢理仲直りさせる。
その直後、中国からの黒竜組のチャン・チェン(ユン・ゲサン)と部下2名が乗り込んでくる。
チャンは残酷な手口で毒蛇組を乗っ取り、勢力を拡大していく……。

韓国映画は68本目。
いかにも韓国のアクション映画らしく、やりすぎの暴力描写で、気分が悪くなった。
悪役の残酷さを際立たせたいのはわかるが、あまりにも人を殺しすぎで、現実感がまるでない。
が、主演のマ・ドンソクの無敵の腕力は非常に魅力的。
これこそまさにマ・ドンソクにしかできない役で、彼を見るだけで、十分満足。
「マ・ドンソク! 早くあの悪役をやっつけて!」と思いながら見続けて、ラストで胸がすっとした。
強いのに、気が優しいところが、またいいんだ。
すっかりファンになってしまった。

今日は午後5時から、日本劇作家協会のイベント、「月いちリーディング」にゲスト出演します。
会場は、座・高円寺。
テキストは、吉水恭子さんの戯曲『消失点』。
入場無料ですが、予約制で、既に定員に達してしまったそうです。
ですので、もう「見に来て!」とは言えない!
頑張って、コメントしてきます!

nice!(2) 
共通テーマ:演劇

ラクガキ・マスター [本]

1月24日(金)
寄藤文平『ラクガキ・マスター』(美術出版社)読了。

ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン

ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン

  • 作者: 寄藤 文平
  • 出版社/メーカー: 美術出版社
  • 発売日: 2009/12/19
  • メディア: 単行本


イラストレーター、アートディレクターの寄藤文平が、ラクガキの上達法を伝授する。

寄藤文平氏は、1975年、長野県箕輪町生まれ。
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を中退し、有限会社文平銀座を設立。
2005年、日本たばこ産業のポスター・新聞広告で東京ADC賞受賞。
2008年、『暮らしの雑記帖』『ナガオカケンメイのやりかた』で講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。
この本は、非常にまじめにラクガキの上達法が解説してあって、おもしろかった。
お薦めです。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』『おおきく振りかぶって/秋の大会編』ダブルヘッダー特別公演のキャスト紹介の9回目。
17人目は、「河合和己」役の永岡卓也くん。
1985年5月31日、長野県生まれの34歳。
2008年、『7Dummy's Blues』(青山円形劇場)が初舞台。
『おおきく振りかぶって』シリーズへの出演は今回が初めて。
選手の中では最年長ですが、達者な演技でみんなを引っ張っています。
河合.jpg
18人目は、「加具山直人」役の島野知也。
1995年4月16日、群馬県生まれの23歳。
2016年、キャラメルボックスに入団。
『おおきく振りかぶって』は1本目の初演で「加具山」役、2本目の『夏の大会編』は別の役で出演。
野球経験者で、アクションの専門家でもあるので、稽古場で野球指導を行なっています。
かぐやま.jpg
nice!(3) 
共通テーマ:演劇

ルイスと不思議の時計 [映画]

1月24日(金)
イーライ・ロス監督『ルイスと不思議の時計』(2018年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

ルイスと不思議の時計 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

ルイスと不思議の時計 [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: Blu-ray


10歳のルイス(オーウェン・ヴァカーロ)は、事故で両親を亡くし、伯父のジョナサン(ジャック・ブラック)に引き取られる。
伯父さんが住むの古い屋敷にはいたるところに時計が置かれていた。
そこは伯父さんの亡くなった親友が建てた屋敷で、どこかに魔法の時計があるらしい。
伯父さんは、隣家に住むもう一人の親友ミセス・ツィマーマン(ケイト・ブランシェット)とともに、その時計を探していた……。

ジャック・ブラックもケイト・ブランシェットも大好きなので、楽しみにしていたのだが、あまりにも凡庸な脚本でガッカリ。
2人はなぜこんな映画に出てしまったのか。
それにしても、近年のファミリー向け映画は、似たようなタイトルばかり。
「〇〇と〇〇の〇〇」ばかりではないか?
『プリンセスと魔法のキス』
『アナと雪の女王』
『モアナと伝説の海』
ディズニー・アニメだけで3つもあった。
この映画の原題は、『THE HOUSE WITH A CLOCK IN ITS WALLS』で、直訳してもツマラナイのはわかるが、もっと工夫できないか?

nice!(2) 
共通テーマ:演劇

面倒くさい女たち [本]

1月23日(木)
河合薫『面倒くさい女たち』(中公新書ラクレ)読了。

面倒くさい女たち (中公新書ラクレ)

面倒くさい女たち (中公新書ラクレ)

  • 作者: 河合 薫
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2018/08/08
  • メディア: 新書


かつて『ニュースステーション』に気象予報士として出演し、今は作家として活動する河合薫が、職場にはびこる「ババアの壁」の実態と原因を探り、その解決法を考える。

〇女性の上司は女性の部下に厳しい。
〇女は子宮で考える。
〇女はおしゃべり。
〇女の会議は長い。
などなど、一般に流布している言説はほとんど偏見に過ぎないらしい。
が、男性は「do」を重視し、女性は「be」を重視するという、河合氏の指摘は鋭い。
男性は他者と何かを「する」ことで、女性は他者とともに「いる」ことで、自分の存在を確立している。
友達とのおしゃべりは、女性にとっては「ともにいること」の確認になるので、とても重要なのだ。
また、それによって、ストレスも解消される。
女性の自殺者が男性より少ないのは、ストレスを溜め込まないからではないか、という指摘にも、なるほどと思った。
タメになる、ジェンダー論の本。
お薦めです。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』『おおきく振りかぶって/秋の大会編』ダブルヘッダー特別公演のキャスト紹介の8回目。
15人目は、「秋丸恭平」役の佐伯亮くん。
1995年、広島県生まれの24歳。
テレビドラマ『法医学教室の事件ファイル32』で俳優として活動を開始。
『おおきく振りかぶって』シリーズへの出演は今回が初めて。
「秋丸」は、野球部員とは思えないほど、飄々とした性格なのですが、佐伯くんはまさに「秋丸」そのもの。
これだけピッタリの人を探し出した、プロデューサーの鈴木さん、凄いです!
秋丸.jpg
16人目は、「島崎慎吾」役の松本祐一くん。
1990年2月27日、高知県生まれの29歳。
2011年、劇団平熱43度『インディーとジョーンズの最初の聖戦』の「ゴモラ」役でデビュー。
「島崎」役は、1本目の初演に続いて、2回目。(「島崎」も2本目には登場しませんでした)。
非常にダイナミックな演技ができる役者で、稽古では終始目立っています。
一番笑っているのは僕かもしれない。
島崎.jpg

nice!(3) 
共通テーマ:演劇

エスケイプ・フロム・トゥモロー [映画]

1月23日(木)
ランディ・ムーア監督『エスケイプ・フロム・トゥモロー』(2013年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

エスケイプ・フロム・トゥモロー [Blu-ray]

エスケイプ・フロム・トゥモロー [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray


ロサンジェルス。
ジム(ロイ・エイブラムソン)は妻、幼い息子・娘とともに、有名テーマパーク近くのホテルにやってきた。
泊まりがけで、テーマパークを楽しむのだ。
が、到着早々、会社の上司から電話があり、クビを言い渡されてしまう。
ジムは妻に告げぬまま、テーマパークに出発。
家族で様々な乗り物に乗ったが、ジムの目に、徐々におかしなものが見え始める……。

モノクロのホラー映画。
ジャケ借り、と言うか、GEOの店員のお薦めのポップに釣られて借りたのだが、大失敗だった。
ほぼ全編がディズニーランド内で起こる事件を描いているが、無許可で撮影を行なったらしい。
よく捕まらなかったものだと思う。
が、映画自体は中年男の他愛ない妄想を描くだけで、おもしろみは全くない。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のように、「全編無許可撮影、しかも相手はディズニー」という企画の斬新さだけで勝負した映画。
残念。


nice!(2) 
共通テーマ:演劇

新版画作品集 [本]

1月22日(水)
西山純子『新版画作品集』(東京美術)読了。

新版画作品集 ―なつかしい風景への旅

新版画作品集 ―なつかしい風景への旅

  • 作者: 西山純子
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2018/03/02
  • メディア: 大型本


千葉市美術館学芸員の西山純子が、明治末期から昭和にかけて活発に作られた「新版画」を紹介・解説する。

明治末期、渡辺庄三郎は浮世絵の復興を目指し、「尚美堂」を興して、版画の印刷と海外輸出を開始する。
これが「新版画」の始まりで、以降、次々と優れた版画家が登場する。
〇高橋松亭
〇フリッツ・カペラリ
〇チャールズ・バートレット
〇伊東深水/『近江八景』で有名
〇川瀬巴水/『東京二十景』で有名
〇笠松紫浪
〇エリザベス・キース
〇吉田博/『瀬戸内海集』で有名
などなど。
僕の目には、川瀬巴水と吉田博が抜きんでているように見える。
僕は吉田博のファンです。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』『おおきく振りかぶって/秋の大会編』ダブルヘッダー特別公演のキャスト紹介の7回目。
13人目は、「志賀先生」役の筒井俊作。
1982年11月3日、東京都生まれの37歳。
2002年にキャラメルボックスに入団し、数々の作品に出演してきました。
「志賀先生」を演じるのは、1本目の初演以来2回目。(2本目には「志賀先生」は登場しませんでした)
1本目に続いて今回も、台本稽古の前のストレッチ・発声練習・ダンス返しのリーダーをつとめてくれています。
ホントにホントに頼りになる男。
志賀先生.jpg
14人目は、「榛名元希」役の神永圭佑くん。
1994年8月12日、茨城県生まれの25歳。
2012年、ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズンで「幸村精市」役を演じて名を挙げる。
「榛名」役は今回が初めて。
男っぽくてワイルドな「榛名」を堂々と演じています。
はるな.jpg
nice!(3) 
共通テーマ:演劇

ジブリの絵職人 男鹿和雄展 [本]

1月22日(水)
スタジオジブリ編『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』(日本テレビ放送網)読了。

ジブリの絵職人 男鹿和雄展

ジブリの絵職人 男鹿和雄展

  • 作者: 男鹿和雄
  • 出版社/メーカー: (unknown)
  • 発売日: 2010
  • メディア: 大型本


2007年、東京都現代美術館で開催された「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」の公式パンフレット。

男鹿和雄(おがかずお)氏は1952年、秋田県仙北郡太田町(現在は大仙市)生まれ。
1972年、小林七郎氏が経営するアニメーションの背景の下請け制作会社「小林プロダクション」に入社。
『侍ジャイアンツ』『はじめ人間ギャートルズ』『ガンバの冒険』などに参加。
その後、マッドハウスに移籍し、椋尾篁氏の下で『幻魔大戦』『カムイの剣』などに参加。
美術監督として、『はだしのゲン』『時空の旅人』『妖獣都市』などを手がける。
1987年、『となりのトトロ』の美術を担当。
その後、スタジオジブリに入社し、数々の作品に参加。
『おもいでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』では美術監督を担当。
1995年にスタジオジブリは退社したが、同社の作品の制作にはその後も参加し続けている。
男鹿氏は画家志望でも、アニメーター志望でもなかった。
ゆえに正規の美術教育を受けていない。
「絵職人」と呼ばれるのはそのせいだろうが、この本に描かれた景色の美しさには圧倒された。
「小林プロダクション」に入社して、アニメの背景を描き始めてから、どれほど努力なさったのだろうと思う。
『となりのトトロ』の時、背景を描いていると、後ろに宮崎駿氏が立ち、「男鹿さんの基準はこんなもんですか」と言ったらしい。
それで男鹿氏は「これは相当な覚悟がいる!」と思ったそうだ。
いかにも宮崎氏らしい、「いい話」だなと思った。

nice!(2) 
共通テーマ:演劇

1980年代のポップ・イラストレーション [本]

1月21日(火)
小田島等監修『1980年代のポップ・イラストレーション』(アスペクト)読了。

1980年代のポップ・イラストレーション

1980年代のポップ・イラストレーション

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: アスペクト
  • 発売日: 2009/02/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


イラストレーター・デザイナーの小田島等が、1980年代のイラストレーターとその作品を紹介・解説する。

紹介されたのは、
〇湯村輝彦/元祖ヘタウマ。
〇鈴木英人/山下達郎の名作『FOR YOU』のジャケットが有名。
〇山口はるみ/パルコのポスターのハイパーイラストレーションが有名。
〇鴨澤祐仁/クシー君のアニメーションが有名。
〇日比野克彦/1982年、東京芸術大学大学院に在学中に第三回日本グラフィック大賞を受賞して脚光を浴びる。
〇空山基/『セクシー・ロボット』シリーズが代表作。
〇永井博/大瀧永一のLP『A LONG VACATION』のジャケットが有名。
〇ペーター佐藤/エアブラシによる美人画を発明。
〇蛭子能収/1973年、マンガ誌『ガロ』でデビュー。
〇スージー甘金/元祖マンガイラストレーター。
〇霜田恵美子/ヘタウマブームを代表する女性イラストレーター。
その他、上野よしみ、太田螢一、吾妻ひでお、根本敬、田代卓、ナンシー関、渡辺和博などなど。
今見ても全く古くない。
80年代がイラストレーターの黄金時代であったことがよくわかった。
お薦めです。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』『おおきく振りかぶって/秋の大会編』ダブルヘッダー特別公演のキャスト紹介の6回目。
11人目は、「百枝監督」役の渡辺安理。
1984年、千葉県生まれの35歳。
2004年にキャラメルボックスに入団し、数々の作品に出演してきました。
「百枝監督」は2本目から演じています。
渡辺のことは19歳の時から知っているので、今、35歳と書いて、愕然としました。
出会った頃はトンチンカンな演技をしていましたが、今や様々な役がこなせる、いい女優になりました。
百枝監督.jpg
12人目は、「篠岡千代」役の澤田美紀さん。
1996年生まれの22歳。
2017年より、ミュージカルカンパニー「イッツフォーリーズ」に所属。
1本目から、「篠岡」役を演じ続けています。
ダンスが上手なので、ダンス・リーダーとして、男子たちをしごいています。
1本目の初演の頃から比べると、演技が格段にうまくなりました。
篠岡.jpg

nice!(3) 
共通テーマ:演劇