カレンダー・ガール [本]
11月17日(金)
ステラ・ダフィ『カレンダー・ガール』(新潮文庫)読了。
ロンドン。
サズ・マーティンはレズビアンの私立探偵。
ある日、ジョン・クラークという男から、依頼を受ける。
クラークは妻子持ちだが、月に2、3度会うガールフレンドがいて、彼女に大金を貸したところ、行方不明になったと言う。
彼女の名前は不明で、1月はジャニュアリー、2月はフェブラリーと、月の名前を呼ぶことにしていた。
サズは彼女の行方を探し始める……。
作者のステラ・ダフィは、ロンドン在住で、小説家、劇作家、女優、即興芝居の教師、ラジオのパーソナリティなど、マルチな才能で活躍する女性。
本人もレズビアンをあることを公言しているらしい。
ロンドンのレズビアンの世界がリアルに描かれていて、非常に興味深かった。
本人たちは「ビアン」と呼ぶらしい。
ミステリとしても、ちゃんとサプライズがあって、楽しめた。
今日は『ティアーズライン』の稽古をお休みして、西葛西の東京フィルムセンター映画・俳優専門学校のスペシャル公演『ナツヤスミ語辞典』の稽古に行きます。
いよいよ明日が本番初日で、今日はその前の通し稽古。
一階のスタジオに組んだ舞台で、本番同様に、照明・音響効果ありで行います。
場当たりは、昨日、白坂恵都子の演出で既に終わっています。
どんな芝居になっているか、とても楽しみです。
それでは行ってきます。
ステラ・ダフィ『カレンダー・ガール』(新潮文庫)読了。
ロンドン。
サズ・マーティンはレズビアンの私立探偵。
ある日、ジョン・クラークという男から、依頼を受ける。
クラークは妻子持ちだが、月に2、3度会うガールフレンドがいて、彼女に大金を貸したところ、行方不明になったと言う。
彼女の名前は不明で、1月はジャニュアリー、2月はフェブラリーと、月の名前を呼ぶことにしていた。
サズは彼女の行方を探し始める……。
作者のステラ・ダフィは、ロンドン在住で、小説家、劇作家、女優、即興芝居の教師、ラジオのパーソナリティなど、マルチな才能で活躍する女性。
本人もレズビアンをあることを公言しているらしい。
ロンドンのレズビアンの世界がリアルに描かれていて、非常に興味深かった。
本人たちは「ビアン」と呼ぶらしい。
ミステリとしても、ちゃんとサプライズがあって、楽しめた。
今日は『ティアーズライン』の稽古をお休みして、西葛西の東京フィルムセンター映画・俳優専門学校のスペシャル公演『ナツヤスミ語辞典』の稽古に行きます。
いよいよ明日が本番初日で、今日はその前の通し稽古。
一階のスタジオに組んだ舞台で、本番同様に、照明・音響効果ありで行います。
場当たりは、昨日、白坂恵都子の演出で既に終わっています。
どんな芝居になっているか、とても楽しみです。
それでは行ってきます。
「世界の名画」謎解きガイド [本]
11月16日(木)
日本博学倶楽部『「世界の名画」謎解きガイド』(PHP文庫)読了。
世界の名画に隠された暗号、数奇な運命、モデルの正体など、様々な謎を解説する。
取り上げられた名画は、
レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』
ヤン・ファン・エイク『アルノルフィーニ夫妻の肖像』
エドゥアール・マネ『皇帝マクシミリアンの処刑』
フィンセント・ヴァン・ゴッホ『ひまわり』
サンドロ・ボッティチェリ『プリマヴェーラ』
などなど。
ダ・ヴィンチの『白貂を抱く貴婦人』は2回描き直されていた。
最初は白貂はナシ。
次に小さな白貂が描き足された。
最後に大きな白貂に描き直された。
理由は不明だが、当然、今の大きな白貂が一番しっくりくる。
謎は解かれていないが、名画のバックボークがわかるのはやはりおもしろい。
キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の稽古6日目。
ダンス振付の1回目。
川崎悦子先生が来て、頭から振り付けてくださいました。
スイスイ進んで、2時間で40秒分が完成。
これだけのハイスピードは滅多にないことで、先生自身が喜んでいました。
その後は、1・2・3場の復習。
そして、大内厚雄による殺陣付け。
今回は殺陣のシーンが9つもあるので、出演しない大内に殺陣の振り付けをお願いしたのです。
9つのうちの1つ目があっという間に完成。
阿部丈二が無茶苦茶カッコいい!
ダンスも殺陣もいっぱい練習して、さらにカッコよくしたいと思います。
日本博学倶楽部『「世界の名画」謎解きガイド』(PHP文庫)読了。
世界の名画に隠された暗号、数奇な運命、モデルの正体など、様々な謎を解説する。
取り上げられた名画は、
レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』
ヤン・ファン・エイク『アルノルフィーニ夫妻の肖像』
エドゥアール・マネ『皇帝マクシミリアンの処刑』
フィンセント・ヴァン・ゴッホ『ひまわり』
サンドロ・ボッティチェリ『プリマヴェーラ』
などなど。
ダ・ヴィンチの『白貂を抱く貴婦人』は2回描き直されていた。
最初は白貂はナシ。
次に小さな白貂が描き足された。
最後に大きな白貂に描き直された。
理由は不明だが、当然、今の大きな白貂が一番しっくりくる。
謎は解かれていないが、名画のバックボークがわかるのはやはりおもしろい。
キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の稽古6日目。
ダンス振付の1回目。
川崎悦子先生が来て、頭から振り付けてくださいました。
スイスイ進んで、2時間で40秒分が完成。
これだけのハイスピードは滅多にないことで、先生自身が喜んでいました。
その後は、1・2・3場の復習。
そして、大内厚雄による殺陣付け。
今回は殺陣のシーンが9つもあるので、出演しない大内に殺陣の振り付けをお願いしたのです。
9つのうちの1つ目があっという間に完成。
阿部丈二が無茶苦茶カッコいい!
ダンスも殺陣もいっぱい練習して、さらにカッコよくしたいと思います。
世界一豊かなスイスとそっくりな国ニッポン [本]
11月15日(水
川口マーン恵美『世界一豊かなスイスとそっくりな国ニッポン』(講談社+α新書)読了。
ドイツ・シュツットガルト在住の作家・川口マーン恵美が、スイスの国情を紹介し、日本と比較検討する。
アニメ『アルプスの少女ハイジ』の関連本を読んで、そう言えばスイスという国について何も知らないなと気づき、この本を読んでみた。
表向きは平和で美しい国、しかし実態はきわめてしたたかな国だった。
まあ、そうでなけれは、世界一豊かな国にはなれないだろうが。
確かに日本に似ている部分もあるが、たとえば直接民主制など、人口わずか830万人の小国だからできることだと思った。
豊かだが、物価は物凄く高い。
旅行ならまだしも、この国で暮らしたいとは思わなかった。
12時より、キャラメルボックス俳優教室卒業公演『クローズ・ユア・アイズ』の稽古。
7・8・9・10場の復習をしました。
白坂恵都子が付けた動きはみんなマスターできている様子。
しかし、まだまだ一本調子で、感情解釈が甘い。
細かくダメ出しをしました。
17時より、キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の稽古5日目。
10・11・12場の半立ち稽古をしました。
役者たちからいろいろ意見が出るようになってきました。
役に立つ意見かいっぱいで、とてもうれしい。
これを活かして、後半も改訂したいと思います。
頑張るどー!
川口マーン恵美『世界一豊かなスイスとそっくりな国ニッポン』(講談社+α新書)読了。
世界一豊かなスイスとそっくりな国ニッポン (講談社+α新書)
- 作者: 川口 マーン 惠美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: 新書
ドイツ・シュツットガルト在住の作家・川口マーン恵美が、スイスの国情を紹介し、日本と比較検討する。
アニメ『アルプスの少女ハイジ』の関連本を読んで、そう言えばスイスという国について何も知らないなと気づき、この本を読んでみた。
表向きは平和で美しい国、しかし実態はきわめてしたたかな国だった。
まあ、そうでなけれは、世界一豊かな国にはなれないだろうが。
確かに日本に似ている部分もあるが、たとえば直接民主制など、人口わずか830万人の小国だからできることだと思った。
豊かだが、物価は物凄く高い。
旅行ならまだしも、この国で暮らしたいとは思わなかった。
12時より、キャラメルボックス俳優教室卒業公演『クローズ・ユア・アイズ』の稽古。
7・8・9・10場の復習をしました。
白坂恵都子が付けた動きはみんなマスターできている様子。
しかし、まだまだ一本調子で、感情解釈が甘い。
細かくダメ出しをしました。
17時より、キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の稽古5日目。
10・11・12場の半立ち稽古をしました。
役者たちからいろいろ意見が出るようになってきました。
役に立つ意見かいっぱいで、とてもうれしい。
これを活かして、後半も改訂したいと思います。
頑張るどー!
つばき、時跳び [本]
11月14日(火)
梶尾真治『つばき、時跳び』(徳間文庫)読了。
井納惇は駆け出しの作家。
父の勧めで、熊本にある祖父の家で暮らすことになった。
この家の庭にはたくさんの椿が植えられていて、別名「百椿庵」と呼ばれている。
母の話によると、この家には昔から若い女の幽霊が出るらしい。
独り暮らしを始めてから数日後、惇はその幽霊に出会ってしまう。
二十歳くらいの若い女で、驚くほど美しかった。
惇は何とかしてもう一度会おうとするが……。
来年1月に徳間文庫から出ることになり、巻末の解説を依頼されて、久しぶりに再読した。
2010年に明治座で舞台化した時、何度も何度も読んだので、ほとんど覚えていた。
が、改めて読み直してみて、また感動してしまった。
『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズに並ぶ、タイムトラベル・ラブストーリーの傑作。
ぜひぜひ来年1月にご講読ください。
朝から、猛烈な勢いで以下を執筆。
〇キャラメルボックス俳優教室卒業公演『クローズ・ユア・アイズ』のパンフレットの文章
〇キャラメルボックスの来春の公演のチラシ裏の紹介文
〇キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の4・5・6場の第二稿
そして、図書館に寄って、借りていた12冊を返して、新たに9冊借りて、稽古場へ。
キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の稽古4日目。
7・8・9場の半立ち稽古をしました。
畑中智行、阿部丈二など、メインの役者もキャラクターを掴んできた様子。
しかし、若手はまだまだ。
西川浩幸は絶好調で、次々とギャグを飛ばして、みんなを笑わせていました。
8場は問題点がたくさん見つかり、大幅な改訂が必要になりました。
負けるもんか! やったるでえ!
梶尾真治『つばき、時跳び』(徳間文庫)読了。
井納惇は駆け出しの作家。
父の勧めで、熊本にある祖父の家で暮らすことになった。
この家の庭にはたくさんの椿が植えられていて、別名「百椿庵」と呼ばれている。
母の話によると、この家には昔から若い女の幽霊が出るらしい。
独り暮らしを始めてから数日後、惇はその幽霊に出会ってしまう。
二十歳くらいの若い女で、驚くほど美しかった。
惇は何とかしてもう一度会おうとするが……。
来年1月に徳間文庫から出ることになり、巻末の解説を依頼されて、久しぶりに再読した。
2010年に明治座で舞台化した時、何度も何度も読んだので、ほとんど覚えていた。
が、改めて読み直してみて、また感動してしまった。
『クロノス・ジョウンターの伝説』シリーズに並ぶ、タイムトラベル・ラブストーリーの傑作。
ぜひぜひ来年1月にご講読ください。
朝から、猛烈な勢いで以下を執筆。
〇キャラメルボックス俳優教室卒業公演『クローズ・ユア・アイズ』のパンフレットの文章
〇キャラメルボックスの来春の公演のチラシ裏の紹介文
〇キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の4・5・6場の第二稿
そして、図書館に寄って、借りていた12冊を返して、新たに9冊借りて、稽古場へ。
キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の稽古4日目。
7・8・9場の半立ち稽古をしました。
畑中智行、阿部丈二など、メインの役者もキャラクターを掴んできた様子。
しかし、若手はまだまだ。
西川浩幸は絶好調で、次々とギャグを飛ばして、みんなを笑わせていました。
8場は問題点がたくさん見つかり、大幅な改訂が必要になりました。
負けるもんか! やったるでえ!
残酷美術史 [本]
11月13日(月)
池上英洋『残酷美術史』(ちくま学芸文庫)読了。
東京造形大学准教授の池上英洋が、残酷な題材を描いた西洋名画を解説する。
前半のギリシャ神話やキリスト教を題材にした絵画は、既に見たことがあるものばかりだった。
が、中世の魔女裁判の拷問と処刑、カニバリズム、天災、ペスト、梅毒、産じょく熱、解剖、晒し刑などは、初めて見るものばかりで新鮮だった。
あまりに残酷で、気分が悪くなったが。
14世紀のイギリスは人口が600万人いたが、ペストの流行によって激減、元の600万人に回復するまで、400年以上かかったらしい。
ペスト、恐るべし!
キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の稽古3日目。
4・5・6場の半立ち稽古をしました。
今日から多田直人が参加。
今日もみんな手探り状態でやっていましたが、坂口理恵のみは初登場の1回目から堂々たる演技。
見事に役を体現していました。
この人は僕の芝居が、僕のやってほしい演技が本当によくわかっている。
頼りになる人です。
阿部丈二ばもうギャグをとばし始めていて、稽古場は何度も大爆笑。
彼のギャグセンスにば脱帽です。
明日の稽古も楽しみだ!
池上英洋『残酷美術史』(ちくま学芸文庫)読了。
東京造形大学准教授の池上英洋が、残酷な題材を描いた西洋名画を解説する。
前半のギリシャ神話やキリスト教を題材にした絵画は、既に見たことがあるものばかりだった。
が、中世の魔女裁判の拷問と処刑、カニバリズム、天災、ペスト、梅毒、産じょく熱、解剖、晒し刑などは、初めて見るものばかりで新鮮だった。
あまりに残酷で、気分が悪くなったが。
14世紀のイギリスは人口が600万人いたが、ペストの流行によって激減、元の600万人に回復するまで、400年以上かかったらしい。
ペスト、恐るべし!
キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の稽古3日目。
4・5・6場の半立ち稽古をしました。
今日から多田直人が参加。
今日もみんな手探り状態でやっていましたが、坂口理恵のみは初登場の1回目から堂々たる演技。
見事に役を体現していました。
この人は僕の芝居が、僕のやってほしい演技が本当によくわかっている。
頼りになる人です。
阿部丈二ばもうギャグをとばし始めていて、稽古場は何度も大爆笑。
彼のギャグセンスにば脱帽です。
明日の稽古も楽しみだ!
予言するアメリカ [本]
11月13日(月)
冷泉彰彦『予言するアメリカ』(朝日新書)読了。
アメリカ・プリンストン日本語学校高等部主任で作家の冷泉彰彦が、1998年『タイタニック』以降の映画を通して、アメリカ人の政治意識を解説する。
冷泉氏が1998年以降で重要な映画として取り上げたのが、
1998年『タイタニック』
1998年『プライベート・ライアン』
2001年『ロード・オブ・ザ・リング』
2002年『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』
2002年『スパイダーマン』
2002年『ボーン・アイデンティティー』
2005年『ミュンヘン』
2008年『ダークナイト』
2012年『ゼロ・ダーク・サーティ』
上記の作品が、アメリカ人の目からどう見えたのか。
冷泉氏は自分が映画館で見た時の、他の観客の反応をリアルに語る。
アメリカ人はスクリーンに歓声を挙げ、拍手を送る。
ダメだと途中で席を立つ。
つまり、その映画が受けたか受けなかった、もろにわかるのだ。
アメリカ人は『スパイダーマン』を見ながら、どこかにツインタワーが映っていないか、探したらしい。
そして、映っていないことに安堵したらしい。
実は、撮影は9.11以前に終わっていたが、制作者がツインタワーが映っているシーンをカットしたり撮り直ししたりしていたのだ。
ツインタワーのないニューヨークで活躍する等身大のヒーロー。
『スパイダーマン』がなぜアメリカで受けたのか、よくわかった。
他にもためになる話がいっぱい。
映画好きの方に強くお薦めします。
ここ2週間は脚本執筆の追い込みのため、いろいろなことができませんでした。
床屋に行けなかったし、映画・演劇も見られなかった。
床屋は一昨日行って、サッパリしてきました。
映画もそろそろ見始めたいと思います。
昨夜、帰りにGEOに寄って、2本借りてきました。
楽しみ楽しみ。
冷泉彰彦『予言するアメリカ』(朝日新書)読了。
予言するアメリカ 事件と映画にみる超大国の未来 (朝日新書)
- 作者: 冷泉彰彦
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/07/13
- メディア: 新書
アメリカ・プリンストン日本語学校高等部主任で作家の冷泉彰彦が、1998年『タイタニック』以降の映画を通して、アメリカ人の政治意識を解説する。
冷泉氏が1998年以降で重要な映画として取り上げたのが、
1998年『タイタニック』
1998年『プライベート・ライアン』
2001年『ロード・オブ・ザ・リング』
2002年『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』
2002年『スパイダーマン』
2002年『ボーン・アイデンティティー』
2005年『ミュンヘン』
2008年『ダークナイト』
2012年『ゼロ・ダーク・サーティ』
上記の作品が、アメリカ人の目からどう見えたのか。
冷泉氏は自分が映画館で見た時の、他の観客の反応をリアルに語る。
アメリカ人はスクリーンに歓声を挙げ、拍手を送る。
ダメだと途中で席を立つ。
つまり、その映画が受けたか受けなかった、もろにわかるのだ。
アメリカ人は『スパイダーマン』を見ながら、どこかにツインタワーが映っていないか、探したらしい。
そして、映っていないことに安堵したらしい。
実は、撮影は9.11以前に終わっていたが、制作者がツインタワーが映っているシーンをカットしたり撮り直ししたりしていたのだ。
ツインタワーのないニューヨークで活躍する等身大のヒーロー。
『スパイダーマン』がなぜアメリカで受けたのか、よくわかった。
他にもためになる話がいっぱい。
映画好きの方に強くお薦めします。
ここ2週間は脚本執筆の追い込みのため、いろいろなことができませんでした。
床屋に行けなかったし、映画・演劇も見られなかった。
床屋は一昨日行って、サッパリしてきました。
映画もそろそろ見始めたいと思います。
昨夜、帰りにGEOに寄って、2本借りてきました。
楽しみ楽しみ。
高校演劇戯曲選Ⅱ [本]
11月12日(日)
佐々俊之他編『高校演劇戯曲選Ⅱ』(晩成書房)読了。
高校演劇コンクールの全国大会で上演された戯曲6つを収めた戯曲集。
1981年に出版された本。
横内謙介『山椒魚だぞ!』が読みたくて、図書館で借りた。
昭和53=54年度全国大会で、創作脚本賞を受賞している名作。
高校生3人と暴走族のグループがハイテンションでぶつかり合う不条理劇。
さすがに40年も前の作品なので、古さは否めないが、当時としては斬新な芝居だったのだろう。
17歳の横内謙介、恐るべし。
今日は西葛西の東京フィルムセンター映画・俳優専門学校のスペシャル公演『ナツヤスミ語辞典』の稽古に行ってきました。
第4回通し稽古の後、7~13場、1~6場の復習をしました。
通しはイマイチでしたが、それで解れたのか、復習はおもしろかった。
シーンが進めば進むほどおもしろくなっていき、1~6場はすばらしい出来でした。
なぜ最初にこれをやらない!
これが本番でできれば、スペシャル公演史上、最高の芝居になると思います。
本番は11月18日(土)・19日(日)。
あと6日。
あー、本番が楽しみだ!
佐々俊之他編『高校演劇戯曲選Ⅱ』(晩成書房)読了。
高校演劇コンクールの全国大会で上演された戯曲6つを収めた戯曲集。
1981年に出版された本。
横内謙介『山椒魚だぞ!』が読みたくて、図書館で借りた。
昭和53=54年度全国大会で、創作脚本賞を受賞している名作。
高校生3人と暴走族のグループがハイテンションでぶつかり合う不条理劇。
さすがに40年も前の作品なので、古さは否めないが、当時としては斬新な芝居だったのだろう。
17歳の横内謙介、恐るべし。
今日は西葛西の東京フィルムセンター映画・俳優専門学校のスペシャル公演『ナツヤスミ語辞典』の稽古に行ってきました。
第4回通し稽古の後、7~13場、1~6場の復習をしました。
通しはイマイチでしたが、それで解れたのか、復習はおもしろかった。
シーンが進めば進むほどおもしろくなっていき、1~6場はすばらしい出来でした。
なぜ最初にこれをやらない!
これが本番でできれば、スペシャル公演史上、最高の芝居になると思います。
本番は11月18日(土)・19日(日)。
あと6日。
あー、本番が楽しみだ!
男尊女卑という病 [本]
11月11日(土)
片田珠美『男尊女卑という病』(幻冬舎新書)読了。
精神科医で、京都大学非常勤講師の片田珠美が、現代日本にまだまだ残っている男尊女卑の風潮を解説する。
僕の深層心理にも、男尊女卑の感覚は残っていると思う。
この本を読んで、深く反省した。
フロイト思想に偏りすぎている気もしたが、とてもためになった。
キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の稽古2日目。
1・2・3場の半立ち稽古をしました。
みんな、まだキャラクターが掴めない様子。
なので、一人一人に細かく説明しました。
さすがに、言えば、どんどん良くなっていく。
逆に、実際に役者にやってもらうと、脚本に足りない部分がよくわかる。
改訂ポイントがたくさん見つかりました。
稽古の前に、久しぶりに床屋さんに行きました。
近所の床屋さんで、土曜日だと混んでいるかなと思っていたら、お客さんはゼロ。
待ち時間なしでやってもらえて助かりましたが、経営が心配にもなりました。
すぐ近くに、1000カットができたのです。
高2の息子は早速そちらに乗り換えてしまいました。
でも、今の床屋さんは顔剃り、洗髪、マッサージもやってもらえるので、とてもありがたい。
何とか続けてほしいと思います。
片田珠美『男尊女卑という病』(幻冬舎新書)読了。
精神科医で、京都大学非常勤講師の片田珠美が、現代日本にまだまだ残っている男尊女卑の風潮を解説する。
僕の深層心理にも、男尊女卑の感覚は残っていると思う。
この本を読んで、深く反省した。
フロイト思想に偏りすぎている気もしたが、とてもためになった。
キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の稽古2日目。
1・2・3場の半立ち稽古をしました。
みんな、まだキャラクターが掴めない様子。
なので、一人一人に細かく説明しました。
さすがに、言えば、どんどん良くなっていく。
逆に、実際に役者にやってもらうと、脚本に足りない部分がよくわかる。
改訂ポイントがたくさん見つかりました。
稽古の前に、久しぶりに床屋さんに行きました。
近所の床屋さんで、土曜日だと混んでいるかなと思っていたら、お客さんはゼロ。
待ち時間なしでやってもらえて助かりましたが、経営が心配にもなりました。
すぐ近くに、1000カットができたのです。
高2の息子は早速そちらに乗り換えてしまいました。
でも、今の床屋さんは顔剃り、洗髪、マッサージもやってもらえるので、とてもありがたい。
何とか続けてほしいと思います。
高校演劇戯曲選17 [本]
11月10日(金)
佐々俊之他編『高校演劇戯曲選17』(晩成書房)読了。
高校演劇コンクールの全国大会で上演された脚本5つを収録した戯曲集。
1987年の発行。
宮本星美『GRADUATION』が読みたくて、図書館で借りた。
宮本氏は、大妻女子中学・高校の国語科教諭で、扉座の横内謙介さんの奥さん。
現在の名前は横内星美で、この脚本は結婚前に書いたもの。
女子校の卒業式の朝、教室に集まった6人の女の子の会話劇。
生徒会長が書いた答辞をみんなで直す中、修学旅行や体育祭など、様々な思い出を追体験していく。
とても瑞々しい物語で、楽しめた。
今日はキャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の稽古初日。
ななななんと、今朝の午前4時頃、脚本が最後まで書き上がりました!
自分でも信じられない。
昨日一昨日の2日間で、4場書いてしまった。
全体の三分の一を書いてしまった。
おそらく、脚本家生活36年で最速だと思います。
まさに走り書き!
13時から、第一回美術会議。
今回の美術プランナーは、『少年ラヂオ』『トリツカレ男』『流星ワゴン』『ゴールデンスランバー』などでお世話になっている、松井るみさん。
みんなでいろいろ話し合って、基本的なプランが固まりました。
次回、松井さんがどんな絵を描いてきてくれるか、とても楽しみです。
17時から、稽古開始。
今回、キャストは全員劇団員で、久しぶりにゲストはナシ。
そのかわり、劇団史上初、外部から演出助手をお招きしました。
普段、『柿喰う客』や『梅棒』で仕事をしている、入倉麻美さん。
阿部丈二や多田直人とは既に面識があるそうです。
僕から脚本の説明をした後、読み合わせ。
上演時間は1時間42分でした。
本番はおそらく、1時間55分くらいになると思います。
その後は、稽古場で親睦会。
僕は畑中智行や阿部丈二といっぱい話しました。
何とか脚本が間に合ってよかった。
でも、これは第一稿なので、これから役者たちといっぱい話し合って、書き直しをしていきたいと思います。
頑張るでー!
でも、明日の朝はちょっと寝坊しようと思います。
佐々俊之他編『高校演劇戯曲選17』(晩成書房)読了。
高校演劇コンクールの全国大会で上演された脚本5つを収録した戯曲集。
1987年の発行。
宮本星美『GRADUATION』が読みたくて、図書館で借りた。
宮本氏は、大妻女子中学・高校の国語科教諭で、扉座の横内謙介さんの奥さん。
現在の名前は横内星美で、この脚本は結婚前に書いたもの。
女子校の卒業式の朝、教室に集まった6人の女の子の会話劇。
生徒会長が書いた答辞をみんなで直す中、修学旅行や体育祭など、様々な思い出を追体験していく。
とても瑞々しい物語で、楽しめた。
今日はキャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の稽古初日。
ななななんと、今朝の午前4時頃、脚本が最後まで書き上がりました!
自分でも信じられない。
昨日一昨日の2日間で、4場書いてしまった。
全体の三分の一を書いてしまった。
おそらく、脚本家生活36年で最速だと思います。
まさに走り書き!
13時から、第一回美術会議。
今回の美術プランナーは、『少年ラヂオ』『トリツカレ男』『流星ワゴン』『ゴールデンスランバー』などでお世話になっている、松井るみさん。
みんなでいろいろ話し合って、基本的なプランが固まりました。
次回、松井さんがどんな絵を描いてきてくれるか、とても楽しみです。
17時から、稽古開始。
今回、キャストは全員劇団員で、久しぶりにゲストはナシ。
そのかわり、劇団史上初、外部から演出助手をお招きしました。
普段、『柿喰う客』や『梅棒』で仕事をしている、入倉麻美さん。
阿部丈二や多田直人とは既に面識があるそうです。
僕から脚本の説明をした後、読み合わせ。
上演時間は1時間42分でした。
本番はおそらく、1時間55分くらいになると思います。
その後は、稽古場で親睦会。
僕は畑中智行や阿部丈二といっぱい話しました。
何とか脚本が間に合ってよかった。
でも、これは第一稿なので、これから役者たちといっぱい話し合って、書き直しをしていきたいと思います。
頑張るでー!
でも、明日の朝はちょっと寝坊しようと思います。
高校演劇Selection2006上 [本]
11月9日(木)
坊丸一平他監修『高校演劇Selection2006上』(晩成書房)読了。
高校演劇コンクールの全国大会で上演された脚本5つを収めた戯曲集。
畑澤聖悟『修学旅行』が読みたくて、図書館で借りた。
畑澤氏が顧問をつとめる青森中央高校が、この作品で2005年の全国大会で優勝。
翌年、ソウルで公演を行った。
高校演劇の海外公演は、これが初めてだったらしい。
沖縄に修学旅行に来た女子高生たちが、旅館の一室で過ごす1時間。
高校生の日常と平和教育の実態を上手に絡めて、笑いもたっぷりまぶしてある。
これなら、高校生も笑うし、審査員も高得点をつけるだろう。
まさに、高校演劇のお手本のような脚本だった。
キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の脚本執筆。
全12場中、11場の途中まで書き上げました。
我ながら、昨日今日は物凄いペース。
だったら、最初からこのペースで書けよ!てなもんですが、それは無理なんです。
筆が乗るのに、時間がかかるのです。
残りは、1場と半分。
でも、明日はもう稽古開始。
あと1日あれば、間違いなく完成したと思うのですが。
でも、諦めずに最後まで頑張ります。
坊丸一平他監修『高校演劇Selection2006上』(晩成書房)読了。
高校演劇コンクールの全国大会で上演された脚本5つを収めた戯曲集。
畑澤聖悟『修学旅行』が読みたくて、図書館で借りた。
畑澤氏が顧問をつとめる青森中央高校が、この作品で2005年の全国大会で優勝。
翌年、ソウルで公演を行った。
高校演劇の海外公演は、これが初めてだったらしい。
沖縄に修学旅行に来た女子高生たちが、旅館の一室で過ごす1時間。
高校生の日常と平和教育の実態を上手に絡めて、笑いもたっぷりまぶしてある。
これなら、高校生も笑うし、審査員も高得点をつけるだろう。
まさに、高校演劇のお手本のような脚本だった。
キャラメルボックス2017ウィンターツアー『ティアーズライン』の脚本執筆。
全12場中、11場の途中まで書き上げました。
我ながら、昨日今日は物凄いペース。
だったら、最初からこのペースで書けよ!てなもんですが、それは無理なんです。
筆が乗るのに、時間がかかるのです。
残りは、1場と半分。
でも、明日はもう稽古開始。
あと1日あれば、間違いなく完成したと思うのですが。
でも、諦めずに最後まで頑張ります。