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昆虫はすごい [本]

2月12日(月)
丸山宗利『昆虫はすごい』(光文社新書)読了。

昆虫はすごい (光文社新書)

昆虫はすごい (光文社新書)

  • 作者: 丸山 宗利
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2014/08/07
  • メディア: 新書


九州大学総合研究博物館助教の丸山宗利が、昆虫の様々な生態について解説する。

2014年に出版され、ベストセラーになった本を今頃読んだ。
昆虫のおもしろエピソードが満載で、売れるのもよくわかる。
イモムシには足がいっぱいあると思っていたが、本当の足は前から3組6本だけで、その後は「腹脚」「尾脚」と呼ばれる、「疣(いぼ)のようなもの」なのだそうだ。
確かに、昆虫の脚は6本と決まっている。
ためになること請け合い。
お薦めです。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』の本番10日目、15ステージ、千秋楽。
役者たちは最後まで緩むことなく、しっかり芝居をしてくれました。
本編終了後は、キャラメルボックスではお馴染みの、役者一人一人による一言挨拶。
出演者が22人もいるので、全部で10分もかかってしまいました。
その後もカーテンコールは続き、最後はスタンディング・オベーション。
すばらしい千秋楽となりました。
ご来場くださった皆さんに厚く御礼申し上げます。
打ち上げでは役者たちといろいろ話ができて、楽しかった。
いろんな役者に「もっと怖い人かと思ってました」と言われました。
まあ、昔はね、確かによく怒鳴ってましたよ。
でも、今は違う!
言いたいことははっきり言うけど、あくまでも笑顔で、と考えています。
今回はメンバーに恵まれたおかげで、厳しいダメ出しをする必要は全くなかった。
とても楽しい公演でした。
明日から、キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』の稽古。
これもおもしろい芝居にしますよ!
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女たちのジハード [本]

2月11日(日)
篠田節子『女たちのジハード』(集英社文庫)読了。

女たちのジハード (集英社文庫)

女たちのジハード (集英社文庫)

  • 作者: 篠田 節子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2000/01/01
  • メディア: 文庫


中堅保険会社につとめる5人の女性。
リサは美人で、条件の良い結婚を狙う。
紀子は家事能力がゼロで、結婚に失敗。
みどりは仕事ができるのに、会社を辞めざるを得なくなる。
康子は自分の家がほしくて、裁判所の競売を覗きに行く。
紗織は得意の英語で、自立を目指す……。

1997年の作品で、第117回直木賞受賞作。
若い女性たちの、結婚と仕事を巡る戦いを描く。
文庫本で552ページと長いが、おもしろくて一気に読めた。
リアルで、キャラクターの描き分けがうまくて、要するにきわめて上質な小説。
篠田節子氏の小説を読むのはこれが初めてだが、非常に力のある作家だとわかった。
他の作品も読もうと思う。
お薦めです。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』の本番9日目、13・14ステージ目。
12時の回は2時間12分58秒。
17時の回は2時間11分40秒。
みんな疲れているはずなのに、スピードが上がってきた!
遊ぶところはのびのび遊んで、シリアスなところはガンガン盛り上げて。
非常にメリハリのある芝居になってきました。
明日はいよいよ千秋楽。
最高の舞台を期待します。
みんな頑張れ!
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バレエの宇宙 [本]

2月10日(土)
佐々木涼子『バレエの宇宙』(文春新書)読了。

バレエの宇宙 (文春新書)

バレエの宇宙 (文春新書)

  • 作者: 佐々木 涼子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2001/09
  • メディア: 新書


東京女子大学教授の佐々木涼子が、バレエの歴史と現在を解説する。

バレエが始まったのは16世紀のフランス宮廷。
その頃は王自らが踊ったらしい。
17世紀後半には宮廷から外に出て、商業化。
デュプレ、カマルゴなど、職業的舞踏家が人気を集める。
19世紀には、『ジゼル』『ラ・シルフィード』『コッペリア』などのロマンチック・バレエが流行。
しかし、19世紀後半には、バレエ自体の人気が衰退。
ところが、ロシアではむしろ盛んになり、チャイコフスキーの三大バレエ『白鳥の湖』『眠りの森の美女』『くるみ割り人形』が作られる。
これがヨーロッパに広まり、バレエの人気は復活する。
そのきっかけとなったのは、1907年5月にパリのシャトレ座で行われた公演で、主演はヴァツラフ・ニジンスキーだった。
2001年に出版された本なので、情報がやや古いが、バレエ入門に最適な本。
素人の僕にもよくわかりました。

今日は10時から、北千住のシアター1010に行き、ドラマ・リーディング教室の4回目のレッスンをしてきました。
最初の30分は発声練習。
滑舌について詳しく解説した後、劇団四季がやっている「母音法」をやってもらいました。
で、残りの90分はテキストを読みました。
まだ4回目なのに、皆さん、1回目より大分巧くなっていた。
きっと家でたくさん練習しているのでしょう。
3月の発表会が楽しみです。
14時から、座・高円寺へ行き、オフィス鹿プロデュース『おたまじゃくし』を鑑賞。
なんと、タイムトラベルものでした。
タイムトラベルものの専門家として、いろいろ言いたいことはあったけど、主演の二人、D-BOYSの鈴木裕樹君と宮崎秋人君はとてもよく頑張っていた。
東京公演は2月12日まで。
その後、大阪ABCホールで、2月15日から18日までです。
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とにかくうちに帰ります [本]

2月9日(金)
津村記久子『とにかくうちに帰ります』(新潮文庫)読了。

とにかくうちに帰ります (新潮文庫)

とにかくうちに帰ります (新潮文庫)

  • 作者: 津村 記久子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/09/27
  • メディア: 文庫


2009年に『ポトスライムの舟』で芥川賞を受賞した津村記久子の短編集。
『職場の作法』『バリローチェのフアン・カルロス・モリーナ』『とにかくうちに帰ります』の3作を収録。

『とにかくうちに帰ります』の主人公は湾岸地区の会社に勤めていて、大雨で帰宅しようとするが、なかなか家に辿り着かない。
津村氏はただそれだけを淡々と描く。
都内に住んでいる人なら一度か二度か経験したことで、僕にも主人公の心情はよくわかる。
が、本当にただそれだけなのだ。
他の2作も、思わず「わかるわかる」と言いたくなるが、やはりただそれだけ。
題材の新鮮さだけでいいのか?と疑問に思った。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』の本番7日目、10ステージ目。
キリっと締まった、いい芝居になりました。
上演時間は2時間13分38秒。
キャラメルボックスの畑中智行が見に来てくれて、役者が大変そうですね、と言っていました。
確かに役者たちは、1ステージやり遂げるのに、物凄い体力が必要。
しかし、僕には「エンターテインメントのおもしろさは、役者が舞台上で消費するエネルギー量と比例する」という信念があるのです。
だから、役者たちには頑張ってほしい!
明日明後日は2ステージずつ。
何とか死力を尽くして、乗り越えてほしいです。

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バーフバリ/王の凱旋 [映画]

2月9日(金)
S・S・ラージャマウリ監督『バーフバリ/王の凱旋』(2016年)新宿ピカデリーで鑑賞。

バーフバリ2 王の凱旋 [Blu-ray]

バーフバリ2 王の凱旋 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 株式会社ツイン
  • メディア: Blu-ray


遥か昔、インド高原のマヒシュマティ王国。
シヴドゥ(プラバース)は、王国の忠臣カッタッパ(サティヤラージ)から、自分が伝説の英雄バーフバリの息子だと聞かされる。
バーフバリはマヒシュマティ王国の王子として生まれたが、両親が他界し、叔母のシヴァガミに育てられた。
シヴァガミは国母として国を統治し、甥のバーフバリと、実の息子バラーラデーヴァ(ラーナー・ダッグバーティ)を同時に育てた。
大国カーラケーヤとの戦に勝利した後、シヴァガミはバーフバリを次期国王に指名する。
バーフバリは国内視察のため、身分を隠して、カッタッパと旅に出る。
その途中、クンタナ王国の国王の妹デーヴァセーナ(アヌシュカ・シェッティ)と出会い、激しい恋に落ちる……。

インドで歴代最高の興行成績を挙げ、インド映画としては初めて全米興行成績10位内に入った『バーフバリ/伝説誕生』の続編。
キャラメルボックスの渡辺安理に激しく薦められて、妻と二人で見てきました。
最初に1本目の粗筋が解説されるが、あまりにも速くて、覚えきれず。
まあ、本編だけでも大体理解できるが。
それがまあ、『アベンジャーズ』に負けない、CGと大音量の嵐!
インド映画名物の歌と踊りのコーナーは1カ所だけで、ひたすらバーフバリとその息子の数奇な運命を追っていく。
初めてインド映画を見たのは『ムトゥ/踊るマハラジャ』で、あの時もビックリしたが、これは10倍豪華にした感じ。
僕の趣味ではないが、見て損はなかった。
急いで1本目を見て、様々な疑問を解決しようと思う。

インド映画は独特です。
『ムトゥ』主演のラジニカーントも、『バーフバリ』主演のプラバースも、インド映画の大スターらしいのですが、僕の目からは、ゴツゴツしたヒゲのオッサンにしか見えない。
その人が2時間20分、まるで宝塚の男役のように、ひたすらキザに決めまくるのだから、開いた口が塞がらない。
しかし、途中からは慣れてしまうし、いっそ清々しいとさえ思えてくる。
ヒロインは確かに美しいのですが、マリリン・モンローばりにふくよかで、厚化粧で、宝石のついた鼻輪をしている。
オードリー・ヘップバーンと原田知世さんのファンである僕には、全く魅力がわからない。
しかし、これもまた、途中から慣れてしまうのだから、インド映画って本当に恐ろしい。
1本目の『バーフバリ/伝説誕生』早速GEOで探します。

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いちげんさん [本]

2月8日(木)
デビット・ゾペティ『いちげんさん』(集英社文庫)読了。

いちげんさん (集英社文庫)

いちげんさん (集英社文庫)

  • 作者: デビット ゾペティ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 文庫


「僕」はヨーロッパ生まれの外国人で、京都の大学に通う留学生。
大学3年の時、留学生ラウンジで、日本人の母娘と出会う。
母は40代で中村百合子、娘は23歳で中村京子。
京子は目が見えないため、対面朗読のアルバイトを探していた。
「僕」はすぐにそのアルバイトを引き受けるとこにする。
京子の家を訪ね、まず森鴎外の『舞姫』の現代語訳を読み始めた……。

1996年に出版されたデビット・ゾペティ氏のデビュー作で、すばる文学賞受賞作。
デビット・ゾペティ氏は1962年にスイスのジュネーブで生まれた。
ジュネーブ大学を中退して、同志社大学に入学。
卒業後はテレビ局で記者兼ディレクターとして活躍。
スイス人が日本語で小説を書いて、賞を獲るというのが凄い。
文章はもちろん達者。
テーマは、日本で暮らす外国人の疎外感と孤独。
そして、日本人女性との出会いと別れ。
何もかもが予想の範囲内で、驚きは何もなかったが、非常に清々しい印象で、好感を持った。

キャラメルボックス俳優教室2期生の斎藤直人君がお米を送ってきてくれました。
彼は卒業公演の『スケッチブック・ボイジャー』で「諸星」役を演じた人。
その後、山形県酒田市の実家に帰り、農業のかたわら、地元の劇団で演出と俳優をやっています。
数年前から、自分で作ったお米を僕に送ってくれます。
お米もうれしいけど、今でも芝居を続けてくれていることはもっとうれしい。
いつかまた、斎藤君の役者姿が見たいです。

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近代化遺産を歩く [本]

2月7日(水)
増田彰久『近代化遺産を歩く』(中公新書)読了。

カラー版 近代化遺産を歩く (中公新書)

カラー版 近代化遺産を歩く (中公新書)

  • 作者: 増田 彰久
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/09
  • メディア: 新書


写真家の増田彰久が、日本の近代化遺産を写真と文章で紹介する。

近代化遺産とは、明治維新から太平洋戦争終戦までの「近代」に造られた建築物のこと。
時計塔、駅舎、機関庫、橋梁、トンネル、ダム、水力発電所、浄水場、配水塔、火の見櫓など、26のジャンルに分けて、紹介されている。
神社仏閣もいいが、灯台、天文台、刑務所など、近代の建物も趣があってすばらしい。
写真の下に「現存せず」と書かれたれのもいくつかあって、「もったいない!」と何度も思った。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』の本番5日目、7・8ステージ目。
どちらも上演時間は2時間13分台で、どうやらこの辺りで安定してきたようです。
目標より3分オーバーしているのですが、演技が濃密になったため、間延びした印象はありません。
ミスも大分減ってきました。
お客さんの反応も非常によく、正直、手応えを感じています。
だから、一人でも多くの人に見てもらいたい。
当日券は若干あるそうなので、「見たい!」と思った方は、ぜひぜ池袋サンシャイン劇場へお越しください。
お待ちしています。

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夜行 [本]

2月6日(火)
森見登美彦『夜行』(小学館)読了。

夜行

夜行

  • 作者: 森見 登美彦
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2016/10/25
  • メディア: 単行本


大橋は32歳で東京在住。
京都の大学の出身で、在学中に英会話スクールに通っていた。
10月下旬、英会話スクールの仲間と、鞍馬の火祭に行くことになった。
10年前も同じ仲間で火祭に行ったが、その時、仲間の一人である長谷川という女性が姿を消した。
それ以来、長谷川の行方はわからない。
大橋と仲間たちは火祭へ行く前に、貴船川沿いの宿で酒宴を始めるが……。

森見登美彦氏の本はこれが16冊目。
いつもの腐れ大学生たちを描いたユーモア小説ではなく、シリアスな幻想小説。
岸田道生という版画家の銅版画の『夜行』シリーズを巡って、様々な怪異が起こる。
しかし、真相は最後まで曖昧で、「もっとハッキリさせてよ!」と思った。
ちと残念。

10時から、キャラメルボックス2018グリーティングシアター『無伴奏ソナタ』のハテナ気象台の取材。
11時から、キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』の第一回美術会議。
12時から、劇団運営について検討する企画会議。
13時から、雑誌の取材。
14時に新中野の事務所を出て、池袋サンシャイン劇場へ。
19時から、アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』の本番4日目、6ステージ目。
休演日明けのせいか、ミスが多く、ちと残念。
しかし、芝居全体の出来は悪くなく、上演時間は2時間12分48秒。
明日は2ステージ。
気合いを入れて、頑張ります。

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スノーデン [映画]

2月6日(火)
オリヴァー・ストーン監督『スノーデン』(2016年)WOWOWで鑑賞。

スノーデン [DVD]

スノーデン [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD


エドワード・スノーデン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)はNSA(アメリカ国家安全保障局)の職員。
香港のホテルで、ドキュメンタリー作家のローラ・ポイトラス、ガーディアン紙の記者グレン・グリーンウォルドと会い、カメラに向かって、アメリカ政府の国際的な監視プログラムの存在を告発する。
もともとスノーデンはアメリカ軍の特殊部隊を目指していたが、怪我で除隊し、CIAに入る。
ワシントンで勤務中、カメラマン志望の女性リンゼイ・ミルズ(シャイリーン・ウッドリー)と出会う。
スノーデンは愛国者、レンゼイはリベラルだったが、激しい恋に落ちる……。

実話を元にした映画。
オリヴァー・ストーン監督の映画はリベラル臭が強く、くどさを感じることが多いが、この映画は大丈夫だった。
スノーデン事件についてはよく知らなかったので、とてもためになった。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットが頭脳明晰で生真面目なスノーデンをしっかり演じていた。
ラストシーンで、本物のスノーデンに入れ替わったのはビックリ。
本物の方がハンサムだったのはもっとビックリ。
しかし、これはスノーデンの側の主張から作られた映画なので、鵜呑みにはできない。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』の本番4日目。
開演は19時ですが、僕は10時から会議と取材のため、新中野の劇団事務所へ行きます。
会議というのは、キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』の第一回美術会議。
いよいよ『夏への扉』が動き出すのです。
僕は初演の美術がとても気に入っているのですが、今回の再演はどうなるでしょう。
それでは行ってきます。

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教えてフロイト、なるほどユング!毎日使える、必ず役に立つ心理学 [本]

2月5日(月)
サラ・トムリー『教えてフロイト、なるほどユング!毎日使える、必ず役に立つ心理学』(河出書房新社)読了。

教えてフロイト、なるほどユング! 毎日使える、必ず役立つ心理学

教えてフロイト、なるほどユング! 毎日使える、必ず役立つ心理学

  • 作者: サラ トムリー
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/01/22
  • メディア: 単行本


人が生きていく上で生じる様々な疑問に対して、世界の心理学者が回答する、というスタイルで、心理学を概説する。

翻訳した小田島恒志氏よりいただきました。
何とも長いタイトルだが、要するに心理学の入門書。
質問形式というのが実におもしろい。
「1人でぶらつくのが好きなんです。それってヘンですか?」
「どうしてぼくはいつもギリギリになってしまうんだろう?」
「私は気遣いの人なのか、それとも踏みつけにされるだけの『ドアマット』なのか?」
「『これ着るとわたしのおしり大きく見えない?』と彼女に聞かれると、どうして嘘をついてしまうのか?」
などなど、ユニークな質問ばかり。
これに対する回答はどれもちょっと難しいが、図やイラストがいっぱい載っていたので、気楽に読むことができた。
お薦めです。

今日は一日、キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』のテキストレジ。
『夏への扉』という物語、何度読んでもおもしろい!
テキストレジしなくちゃいけないのに、クライマックスからラストにかけて、何度もジーンと来て、泣くのを堪えました。
これは本当に、一人でも多くの人に見てもらいたい。
そして、おもしろかったら、ぜひとも原作を読んでほしい。
タイムトラベルもののおもしろさがこれでもかって詰まってるから。
この小説が書かれなければ、おそらく『時をかける少女』も『バック・トゥー・ザ・フューチャー』も生まれなかった。
世界のタイムトラベルものの原点。
それを自分の手で舞台化できて、本当にうれしい。
まだ『おおきく振りかぶって』の本番中だけど、燃えてきました。
頑張るぞ!

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