すぐわかる20世紀の美術 [本]
4月25日(木)
千足伸行『すぐわかる20世紀の美術』(東京美術)読了。
成城大学文芸学部教授の千足伸行が、20世紀の西洋美術の歴史を解説する。
取り上げられたのは、フォーヴィスム、キュビスム、エコール・ド・パリ、ドイツ表現主義、ダダイズム、バウハウス、形而上絵画、シュールレアリスム、アール・デコ、抽象表現主義、ポップアート、コンセプチュアル・アートなどなど。
100年の変遷がこの一冊でわかり、とてもタメになった。
今日は11時から、西新宿の芸能花伝舎で、日本演出者協会の理事会。
終了後は、新中野の稽古場まで徒歩で移動しました。
17時から、キャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の稽古8日目。
4場のパフォーマンス、5場、6場の立ち稽古をしました。
パフォーマンスは、一昨年の東京放送芸術&映画俳優専門学校スペシャル公演でやったものをベースにして、改良を加えていきます。
今日は東京放送芸術&映画俳優専門学校スペシャル公演の映像をみんなで見ながら、コピーしました。
コピーは30分で完了。
我ながらよくできている!
でも、さらに改良して、これも決定版にしたい思います。
千足伸行『すぐわかる20世紀の美術』(東京美術)読了。
すぐわかる20世紀の美術―フォーヴィスムからコンセプチュアル・アートまで
- 作者: 千足 伸行
- 出版社/メーカー: 東京美術
- 発売日: 2008/07/01
- メディア: 単行本
成城大学文芸学部教授の千足伸行が、20世紀の西洋美術の歴史を解説する。
取り上げられたのは、フォーヴィスム、キュビスム、エコール・ド・パリ、ドイツ表現主義、ダダイズム、バウハウス、形而上絵画、シュールレアリスム、アール・デコ、抽象表現主義、ポップアート、コンセプチュアル・アートなどなど。
100年の変遷がこの一冊でわかり、とてもタメになった。
今日は11時から、西新宿の芸能花伝舎で、日本演出者協会の理事会。
終了後は、新中野の稽古場まで徒歩で移動しました。
17時から、キャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の稽古8日目。
4場のパフォーマンス、5場、6場の立ち稽古をしました。
パフォーマンスは、一昨年の東京放送芸術&映画俳優専門学校スペシャル公演でやったものをベースにして、改良を加えていきます。
今日は東京放送芸術&映画俳優専門学校スペシャル公演の映像をみんなで見ながら、コピーしました。
コピーは30分で完了。
我ながらよくできている!
でも、さらに改良して、これも決定版にしたい思います。
風神雷神(風の章) [本]
4月25日(水)
柳広司『風神雷神(風の章)』(講談社)読了。
慶長3年(1598年)、京都伏見の醍醐寺で太閤秀吉の肝入りによる花見が行われた。
扇屋「俵屋」も商いで参加した。
「俵屋」の養子の伊年(いねん)は20歳を過ぎてもボーっとして頼りない。
が、彼が絵を描いた扇はなぜか売れた。
ある日、伊年は五条の河原の掛け小屋で、不思議な踊りを見た。
「出雲巫女神楽」と呼ばれるもので、主役を演じたのは「おくに」という名前の女だった……。
全二巻の『風神雷神』の第一巻。
間違えて第二巻の「雷の章」から読み始めてしまったので、これでようやく読了。
第一巻は本阿弥光悦、第二巻は烏丸光弘によって、俵屋宗達は大きく成長した。
出雲阿国と出会っていたというのは、柳広司氏の素敵なフィクション。
100パーセントないと思うが、それでもうれしい。
小説はこれでいいと思う。
キャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の稽古7日目。
2・3・4場の立ち稽古をしました。
ちょっと時間が余ったので、4場のパフォーマンスの予習。
そして、21時から稽古場で第二回美術会議。
美術家の稲田美智子さん、舞台監督の村岡晋さんが来て、稲田さんが描いた正面図・平面図を確認。
修正なしで、決まりとなりました。
一昨年の東京放送芸術&映画俳優専門学校の美術をベースにして、俳優座の舞台に合わせて拡大。
さらに細かいアレンジが加わって、とても素敵な美術になりました。
俳優座で実物を見るのが楽しみ。
これが『ナツヤスミ語辞典』の美術の決定版になると思います。
乞ご期待!
柳広司『風神雷神(風の章)』(講談社)読了。
慶長3年(1598年)、京都伏見の醍醐寺で太閤秀吉の肝入りによる花見が行われた。
扇屋「俵屋」も商いで参加した。
「俵屋」の養子の伊年(いねん)は20歳を過ぎてもボーっとして頼りない。
が、彼が絵を描いた扇はなぜか売れた。
ある日、伊年は五条の河原の掛け小屋で、不思議な踊りを見た。
「出雲巫女神楽」と呼ばれるもので、主役を演じたのは「おくに」という名前の女だった……。
全二巻の『風神雷神』の第一巻。
間違えて第二巻の「雷の章」から読み始めてしまったので、これでようやく読了。
第一巻は本阿弥光悦、第二巻は烏丸光弘によって、俵屋宗達は大きく成長した。
出雲阿国と出会っていたというのは、柳広司氏の素敵なフィクション。
100パーセントないと思うが、それでもうれしい。
小説はこれでいいと思う。
キャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の稽古7日目。
2・3・4場の立ち稽古をしました。
ちょっと時間が余ったので、4場のパフォーマンスの予習。
そして、21時から稽古場で第二回美術会議。
美術家の稲田美智子さん、舞台監督の村岡晋さんが来て、稲田さんが描いた正面図・平面図を確認。
修正なしで、決まりとなりました。
一昨年の東京放送芸術&映画俳優専門学校の美術をベースにして、俳優座の舞台に合わせて拡大。
さらに細かいアレンジが加わって、とても素敵な美術になりました。
俳優座で実物を見るのが楽しみ。
これが『ナツヤスミ語辞典』の美術の決定版になると思います。
乞ご期待!
メトロで恋して [映画]
4月24日(水)
アルノー・ヴィアール監督『メトロで恋して』(2004年)GYAOで鑑賞。
8月、パリ。
32歳の俳優アントワーヌ(ジュリアン・ボワスリエ)は、メトロでクララと知り合いになる。
クララ(ジュリー・ガイエ)は28歳の作家志望で、普段はTGVのウェイトレスをしている。
アントワーヌは33歳の誕生日の夜、クララを初めてのデートに誘う。
交際は順調に進み、結婚に向けて、健康診断を受ける。
そこで、クララがHIV陽性であることが発覚した……。
センスのいいラブストーリーで、上映時間はわずか81分。
主演の2人がどちらも魅力的だった。
クララが、登場場面の8割がノーブラだったのが不思議だった。
パリジェンヌはそういうものなのか?
キャラメルボックスがガレージセールを行うことになりました。
4月30日(火・祝)と5月2日(木・祝)の2日間。
会場は普段稽古を行っている、新中野のスタジオニンバス。
入場無料ですが、事前に予約が必要です。
詳しいことは、キャラメルボックスHPをご参照ください。
ご来場を心よりお待ちしています。
アルノー・ヴィアール監督『メトロで恋して』(2004年)GYAOで鑑賞。
8月、パリ。
32歳の俳優アントワーヌ(ジュリアン・ボワスリエ)は、メトロでクララと知り合いになる。
クララ(ジュリー・ガイエ)は28歳の作家志望で、普段はTGVのウェイトレスをしている。
アントワーヌは33歳の誕生日の夜、クララを初めてのデートに誘う。
交際は順調に進み、結婚に向けて、健康診断を受ける。
そこで、クララがHIV陽性であることが発覚した……。
センスのいいラブストーリーで、上映時間はわずか81分。
主演の2人がどちらも魅力的だった。
クララが、登場場面の8割がノーブラだったのが不思議だった。
パリジェンヌはそういうものなのか?
キャラメルボックスがガレージセールを行うことになりました。
4月30日(火・祝)と5月2日(木・祝)の2日間。
会場は普段稽古を行っている、新中野のスタジオニンバス。
入場無料ですが、事前に予約が必要です。
詳しいことは、キャラメルボックスHPをご参照ください。
ご来場を心よりお待ちしています。
すぐわかる人物・言葉別 桃山時代の美術 [本]
4月23日(火)
奥平俊六『すぐわかる人物・言葉別 桃山時代の美術』(東京美術)読了。
大阪大学大学院教授の奥平俊六が、桃山時代の美術を解説する。
俵屋宗達を主人公にした小説『風神雷神』を読むのに参考になるかと思い、借りてみた。
結果は正解。
名前だけしか知らなかった岩佐又兵衛、古田織部、海北友松などを詳しく知ることができて、とてもタメになった。
愛知県立名古屋西高校の授業の2回目。
今日の助手は石森美咲でした。
今日のメニューは、発声練習、二人語り、台本練習。
台本練習のテキストは『不思議なクリスマスのつくりかた』の1場。
みんなセリフが自然に読めるけど、小さいし、「話しかける」にはなっていない者が多かった。
「もっとセリフをかけろ」とダメ出ししました。
休憩後、演劇部のワークショップの2回目。
メニューは、クラップによるリズム練習、台本練習。
台本練習のテキストは『無伴奏ソナタ』の1場。
今日から1年生が参加したのですが、その数、なんと16人!
2年生と合わせると、20人を越えてしまいました。
4人一組で6組が立ち稽古をして、最後に僕、石森、品川先生、そして2年生男子1名の合計4人で発表。
品川先生の演技に、生徒たちが喜んでいました。
僕が品川君と共演するのは、なんと36年ぶり!
あー、楽しかった!
奥平俊六『すぐわかる人物・言葉別 桃山時代の美術』(東京美術)読了。
大阪大学大学院教授の奥平俊六が、桃山時代の美術を解説する。
俵屋宗達を主人公にした小説『風神雷神』を読むのに参考になるかと思い、借りてみた。
結果は正解。
名前だけしか知らなかった岩佐又兵衛、古田織部、海北友松などを詳しく知ることができて、とてもタメになった。
愛知県立名古屋西高校の授業の2回目。
今日の助手は石森美咲でした。
今日のメニューは、発声練習、二人語り、台本練習。
台本練習のテキストは『不思議なクリスマスのつくりかた』の1場。
みんなセリフが自然に読めるけど、小さいし、「話しかける」にはなっていない者が多かった。
「もっとセリフをかけろ」とダメ出ししました。
休憩後、演劇部のワークショップの2回目。
メニューは、クラップによるリズム練習、台本練習。
台本練習のテキストは『無伴奏ソナタ』の1場。
今日から1年生が参加したのですが、その数、なんと16人!
2年生と合わせると、20人を越えてしまいました。
4人一組で6組が立ち稽古をして、最後に僕、石森、品川先生、そして2年生男子1名の合計4人で発表。
品川先生の演技に、生徒たちが喜んでいました。
僕が品川君と共演するのは、なんと36年ぶり!
あー、楽しかった!
バレット・オブ・ラブ [映画]
4月23日(火)
フレデリック・ボンド監督『バレット・オブ・ラブ』(2013年)GYAOで鑑賞。
アメリカ、シカゴ。
チャーリー(シャイア・ラブーフ)は、母を病気で失うが、臨終直後に母の霊から話しかけられる。
そして、ルーマニアのブカレストへ行けと言われる。
ブカレスト行きの飛行機に乗ると、隣の席の男に話しかけられ、親しくなる。
が、彼・ビクトルは機内で急死してしまう。
飛行場に現れたビクトルの娘・ガブリエル(エヴァン・レイチェル・ウッド)を見て、チャーリーは一目惚れしてしまう。
しかし、彼女は犯罪組織のボス、ナイジェル(マッツ・ミケルセン)の元妻だった……。
エヴァン・レイチェル・ウッドが目当てで見たが、劣化が激しく、非常にガッカリした。
マッツ・ミケルセンはさすがの貫祿。
「ハリー・ポッター」シリーズのルパート・グリントも出ていたが、あまり目立っていなかった。
ちょっと風変わりな冒険映画で、非力な主人公が何度もボコボコにされながら、ヒロインを追いかける姿はちょっとカッコよかった。
昨日も稽古前にジョギングしました。
タイムは11分42秒。
1秒遅くなってしまった。
悔しい!
今日は名古屋西高校の2回目の授業。
これから新幹線で名古屋に向かいます。
名古屋に着いたら、前回と同じく、ホームのスタンドの特製かきあげきしめんを食べようと思います。
それでは行ってきます!
フレデリック・ボンド監督『バレット・オブ・ラブ』(2013年)GYAOで鑑賞。
アメリカ、シカゴ。
チャーリー(シャイア・ラブーフ)は、母を病気で失うが、臨終直後に母の霊から話しかけられる。
そして、ルーマニアのブカレストへ行けと言われる。
ブカレスト行きの飛行機に乗ると、隣の席の男に話しかけられ、親しくなる。
が、彼・ビクトルは機内で急死してしまう。
飛行場に現れたビクトルの娘・ガブリエル(エヴァン・レイチェル・ウッド)を見て、チャーリーは一目惚れしてしまう。
しかし、彼女は犯罪組織のボス、ナイジェル(マッツ・ミケルセン)の元妻だった……。
エヴァン・レイチェル・ウッドが目当てで見たが、劣化が激しく、非常にガッカリした。
マッツ・ミケルセンはさすがの貫祿。
「ハリー・ポッター」シリーズのルパート・グリントも出ていたが、あまり目立っていなかった。
ちょっと風変わりな冒険映画で、非力な主人公が何度もボコボコにされながら、ヒロインを追いかける姿はちょっとカッコよかった。
昨日も稽古前にジョギングしました。
タイムは11分42秒。
1秒遅くなってしまった。
悔しい!
今日は名古屋西高校の2回目の授業。
これから新幹線で名古屋に向かいます。
名古屋に着いたら、前回と同じく、ホームのスタンドの特製かきあげきしめんを食べようと思います。
それでは行ってきます!
風神雷神(雷の章) [本]
4月22日(月)
柳広司『風神雷神(雷の章)』(講談社)読了。
1622年(元和8年)、京都。
扇屋「俵屋」の養子・伊年(いねん)は、8年前に義父の後を継いだ。
名前も、義父の号をもらい、「宗達」と改めた。
俵屋の扇は、宗達の絵で飛ぶように売れ、京都一の扇屋となった。
ある日、店に公家の烏丸光弘が訪ねてくる。
光弘は宗達に「絵を描かないか」と言った。
自分は絵師ではないと説明したが、光弘は宗達を絵師と扱い、仕事を依頼した……。
柳広司氏の本はこれが26冊目。
生まれて初めての経験だが、間違えて、上下巻の本の下巻から読み始めてしまった!
主人公の俵屋宗達が35歳の時点からスタートしたので、変だなあとは思ったのだ。
100ページくらい読んでから、最初の章が「14章」だったことを思い出した。
が、もう手遅れだと諦めて、最後まで読んでしまった。
安土桃山時代後期から江戸時代初期にかけて活躍した画家・俵屋宗達の物語。
宗達については、その人となりがほとんどわかっていないので、この小説はあくまでも作者の柳氏の想像の産物。
しかし、当時の文化や風俗がよく調べられているので、とてもタメになった。
上巻も楽しみ。
キャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の稽古6日目。
12・13・1場の立ち稽古をしました。
多くの役者が、既に台本を持たずにやっています。
後半に進むに従って、役者たちのテンションが上がってきて、12場も13場も大変盛り上がりました。
特に、大滝真実と岡内美喜子と石原善暢と菅野良一が凄かった。
さんざん笑わされました。
これこそが『ナツヤスミ語辞典』だと思いました。
8回目の演出だけど、やっぱりおもしろい!
明日は稽古はお休みで、次回は明後日。
とても楽しみです。
柳広司『風神雷神(雷の章)』(講談社)読了。
1622年(元和8年)、京都。
扇屋「俵屋」の養子・伊年(いねん)は、8年前に義父の後を継いだ。
名前も、義父の号をもらい、「宗達」と改めた。
俵屋の扇は、宗達の絵で飛ぶように売れ、京都一の扇屋となった。
ある日、店に公家の烏丸光弘が訪ねてくる。
光弘は宗達に「絵を描かないか」と言った。
自分は絵師ではないと説明したが、光弘は宗達を絵師と扱い、仕事を依頼した……。
柳広司氏の本はこれが26冊目。
生まれて初めての経験だが、間違えて、上下巻の本の下巻から読み始めてしまった!
主人公の俵屋宗達が35歳の時点からスタートしたので、変だなあとは思ったのだ。
100ページくらい読んでから、最初の章が「14章」だったことを思い出した。
が、もう手遅れだと諦めて、最後まで読んでしまった。
安土桃山時代後期から江戸時代初期にかけて活躍した画家・俵屋宗達の物語。
宗達については、その人となりがほとんどわかっていないので、この小説はあくまでも作者の柳氏の想像の産物。
しかし、当時の文化や風俗がよく調べられているので、とてもタメになった。
上巻も楽しみ。
キャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の稽古6日目。
12・13・1場の立ち稽古をしました。
多くの役者が、既に台本を持たずにやっています。
後半に進むに従って、役者たちのテンションが上がってきて、12場も13場も大変盛り上がりました。
特に、大滝真実と岡内美喜子と石原善暢と菅野良一が凄かった。
さんざん笑わされました。
これこそが『ナツヤスミ語辞典』だと思いました。
8回目の演出だけど、やっぱりおもしろい!
明日は稽古はお休みで、次回は明後日。
とても楽しみです。
ハーフ・ア・チャンス [映画]
4月22日(月)
パトリス・ルコント監督『ハーフ・ア・チャンス』(1998年)GYAOで鑑賞。
フランス。
高級車窃盗常習犯のアリス(ヴァネッサ・パラディ)は刑務所に服役中に母が死亡。
母が遺したカセット・テープで、20年前に二人の男を同時に愛したこと、そのうちのどちらかが自分の父であることを知る。
出所後、アリスは男たちに会いに行く。
一人は高級レストランオーナーのジュリアン・ヴィニャル(アラン・ドロン)、もう一人は自動車ディーラーのレオ・ブラサック(ジャン=ポール・ベルモンド)。
二人とも独身で、自分の娘かもしれないアリスの登場を大いに喜んだ。
二人は血液検査でどちらがホンモノの父親かハッキリさせようと言う……。
あー、楽しかった!
フランスの二大俳優、アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが『ボルサリーノ』(1974年)以来、28年ぶりに共演した映画。
最初は敵対していた二人が、アリスをギャングから救うために共闘する。
案の定、ジュリアンは宝石泥棒、レオは外人部隊の兵士で、この二人が組めば、怖いものナシなのだ。
陽気でコミカルなアクション映画。
ハリウッド映画では出せない、小粋な雰囲気がいい。
お薦めです。
若い人たちはもう、アラン・ドロンもジャン=ベルモンドもわからないのでしょうね。
アラン・ドロンは60年代、世界一のハンサムと言われた人。
実際、『太陽がいっぱい』(1960年)のドロンは恐ろしいほど美しい。
ジャン=ポール・ベルモンドは、本国での人気はドロンより上。
ジャン=リュック・ゴダール監督の映画『勝手にしやがれ』に主演し、ヌーヴェル・バーグの先駆けとなった人。
寺沢武一のマンガ『コブラ』の主人公の宇宙海賊コブラは、ベルモンドがモデルだ。
二人とも、おじいさんになってもカッコいい。
ホントにホントに見てよかった!
パトリス・ルコント監督『ハーフ・ア・チャンス』(1998年)GYAOで鑑賞。
フランス。
高級車窃盗常習犯のアリス(ヴァネッサ・パラディ)は刑務所に服役中に母が死亡。
母が遺したカセット・テープで、20年前に二人の男を同時に愛したこと、そのうちのどちらかが自分の父であることを知る。
出所後、アリスは男たちに会いに行く。
一人は高級レストランオーナーのジュリアン・ヴィニャル(アラン・ドロン)、もう一人は自動車ディーラーのレオ・ブラサック(ジャン=ポール・ベルモンド)。
二人とも独身で、自分の娘かもしれないアリスの登場を大いに喜んだ。
二人は血液検査でどちらがホンモノの父親かハッキリさせようと言う……。
あー、楽しかった!
フランスの二大俳優、アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドが『ボルサリーノ』(1974年)以来、28年ぶりに共演した映画。
最初は敵対していた二人が、アリスをギャングから救うために共闘する。
案の定、ジュリアンは宝石泥棒、レオは外人部隊の兵士で、この二人が組めば、怖いものナシなのだ。
陽気でコミカルなアクション映画。
ハリウッド映画では出せない、小粋な雰囲気がいい。
お薦めです。
若い人たちはもう、アラン・ドロンもジャン=ベルモンドもわからないのでしょうね。
アラン・ドロンは60年代、世界一のハンサムと言われた人。
実際、『太陽がいっぱい』(1960年)のドロンは恐ろしいほど美しい。
ジャン=ポール・ベルモンドは、本国での人気はドロンより上。
ジャン=リュック・ゴダール監督の映画『勝手にしやがれ』に主演し、ヌーヴェル・バーグの先駆けとなった人。
寺沢武一のマンガ『コブラ』の主人公の宇宙海賊コブラは、ベルモンドがモデルだ。
二人とも、おじいさんになってもカッコいい。
ホントにホントに見てよかった!
オンディーヌ [本]
4月21日(日)
ジャン・ジロドゥ『オンディーヌ』(光文社古典新訳文庫)読了。
森の中の湖のほとりに、漁師のオーギュストと妻のユージェニーが暮らしていた。
二人には15歳の養女・オンディーヌがいた。
ある嵐の夜、遍歴の騎士ハンスがやってくる。
ハンスにはベルタという婚約者がいたが、オンディーヌに一目惚れしてしまう。
二人は結婚を誓い合う。
が、オンディーヌは実は人間ではなく、「水の精」だった……。
1939年、パリで初演された戯曲。
古典的なお伽話と予想していたが、見事に裏切られた。
物語自体は中世のお伽話を元にしているので、新しさはないが、物語り方が非常に斬新で、今読んでも古さを感じない。
何しろ第二幕はギャグ満載で、一種のタイムトラベルまで起こるのだ。
フランス演劇、侮れませんぞ。
昨日は稽古前に、1カ月ぶりにジョギングをしました。
タイムは11分41秒。
遅い!
夕方だったせいか、交通量も多くて、路地を曲がったところで、小型車と正面衝突しそうになりました。
次からは気をつけよう。
で、今日はキャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の稽古5日目。
8・9・10・11場の立ち稽古をしました。
普通1シーンは3回小返しをしますが、「モモヤマ」役は島野知也と矢野聖のダブルキャストなので、
彼らの出番は4回やります。
それから、出来が良くないと思った部分は、そこだけ抜いて返します。
で、大体1シーンが1時間前後。
今日は稽古時間が長めだったので、4シーン進むことができました。
残るは12・13場。
いよいよクライマックス、楽しみだなあ!
ジャン・ジロドゥ『オンディーヌ』(光文社古典新訳文庫)読了。
森の中の湖のほとりに、漁師のオーギュストと妻のユージェニーが暮らしていた。
二人には15歳の養女・オンディーヌがいた。
ある嵐の夜、遍歴の騎士ハンスがやってくる。
ハンスにはベルタという婚約者がいたが、オンディーヌに一目惚れしてしまう。
二人は結婚を誓い合う。
が、オンディーヌは実は人間ではなく、「水の精」だった……。
1939年、パリで初演された戯曲。
古典的なお伽話と予想していたが、見事に裏切られた。
物語自体は中世のお伽話を元にしているので、新しさはないが、物語り方が非常に斬新で、今読んでも古さを感じない。
何しろ第二幕はギャグ満載で、一種のタイムトラベルまで起こるのだ。
フランス演劇、侮れませんぞ。
昨日は稽古前に、1カ月ぶりにジョギングをしました。
タイムは11分41秒。
遅い!
夕方だったせいか、交通量も多くて、路地を曲がったところで、小型車と正面衝突しそうになりました。
次からは気をつけよう。
で、今日はキャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の稽古5日目。
8・9・10・11場の立ち稽古をしました。
普通1シーンは3回小返しをしますが、「モモヤマ」役は島野知也と矢野聖のダブルキャストなので、
彼らの出番は4回やります。
それから、出来が良くないと思った部分は、そこだけ抜いて返します。
で、大体1シーンが1時間前後。
今日は稽古時間が長めだったので、4シーン進むことができました。
残るは12・13場。
いよいよクライマックス、楽しみだなあ!
ハッピーエンドが書けるまで [映画]
4月21日(日)
ジョシュ・ブーン監督『ハッピーエンドが書けるまで』(2012年)GYAOで鑑賞。
作家のビル(グレッグ・キニア)は、3年前に自分を捨てた妻エリカ(ジェニファー・コネリー)が忘れられず、時々彼女の家を覗きに行く。
ビルの大学生の娘サマンサ(リリー・コリンズ)と高校生の息子ラスティ(ナット・ウルフ)も作家志望。
サマンサはエリカが許せず、恋愛にも不信感を抱き、男とは体だけの関係している。
ラスティは同級生のケイト(リアナ・リベラト)片思いしていたが、彼女がコカインを吸っている現場を目撃してしまう……。
これも途中で、既に見ていたことに気付いた。
壊れたかけた家族の再生のドラマだが、ちょっとコミカルで、最後はちょっと都合が良すぎる。
グレッグ・キニアは峰竜太をハンサムにした感じで、とても親しみやすい。
ジェニファー・コネリーは歳を取って、ますます美しい。
二度目でも楽しめた。
キャラメルボックスの稽古はいつも日曜日がお休みですか、今回の『ナツヤスミ語辞典』は稽古があります。
私が火曜日に3回、名古屋西高校の授業に行くので、火曜日を休みにしたのです。
今日の稽古は14時から。
今日は平日・土曜日より長めの時間なので、たっぷりできます。
頑張るぞ!
ジョシュ・ブーン監督『ハッピーエンドが書けるまで』(2012年)GYAOで鑑賞。
作家のビル(グレッグ・キニア)は、3年前に自分を捨てた妻エリカ(ジェニファー・コネリー)が忘れられず、時々彼女の家を覗きに行く。
ビルの大学生の娘サマンサ(リリー・コリンズ)と高校生の息子ラスティ(ナット・ウルフ)も作家志望。
サマンサはエリカが許せず、恋愛にも不信感を抱き、男とは体だけの関係している。
ラスティは同級生のケイト(リアナ・リベラト)片思いしていたが、彼女がコカインを吸っている現場を目撃してしまう……。
これも途中で、既に見ていたことに気付いた。
壊れたかけた家族の再生のドラマだが、ちょっとコミカルで、最後はちょっと都合が良すぎる。
グレッグ・キニアは峰竜太をハンサムにした感じで、とても親しみやすい。
ジェニファー・コネリーは歳を取って、ますます美しい。
二度目でも楽しめた。
キャラメルボックスの稽古はいつも日曜日がお休みですか、今回の『ナツヤスミ語辞典』は稽古があります。
私が火曜日に3回、名古屋西高校の授業に行くので、火曜日を休みにしたのです。
今日の稽古は14時から。
今日は平日・土曜日より長めの時間なので、たっぷりできます。
頑張るぞ!
暗い越流 [本]
4月20日(土)
若竹七海『暗い越流』(光文社文庫)読了。
葉村晶(あきら)は38歳の女性で、フリーの私立探偵。
今回の依頼は本宮波留という名の中年女性で、祖父の家にある母の遺骨を取ってきてほしいというものだった。
祖父は左修二郎という名の心霊研究家で、やはり7年前に亡くなったと言う。
祖父の家は群馬県の伊香保温泉の近くにあった。
晶が廃屋の中に入っていくと、蠅男が襲いかかった!
ミステリー短編5作を収録した短編集で、上記は一つ目の『蠅男』。
表題作の『暗い越流』は第66回日本推理作家協会賞短編部門受賞作。
『蠅男』と5つ目の『道楽者の金庫』は、お馴染みの女性私立探偵・葉村晶が主人公。
『道楽者の金庫』では、晶が「MURDER BEAR BOOKSHOP」で働き始めた経緯が詳しく書かれていて、とてもタメになった。
なかなかレベルの高い短編集。
キャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の稽古4日目。
5・6・7場の立ち稽古をしました。
7場には「駅長」が登場するので、「駅長」役の真柴あずき、菅野良一、筒井俊作が稽古に参加。
稽古場が一気に賑やかになりました。
7場の「駅長」にはセリフが3つしかないのに、物凄い存在感。
稽古場は爆笑の渦でした。
石原善暢の「アヅチ」もおもしろくて、ダメ出しで絶賛してしまいました。
7場は前半のクライマックスになりそうです。
乞ご期待!
若竹七海『暗い越流』(光文社文庫)読了。
葉村晶(あきら)は38歳の女性で、フリーの私立探偵。
今回の依頼は本宮波留という名の中年女性で、祖父の家にある母の遺骨を取ってきてほしいというものだった。
祖父は左修二郎という名の心霊研究家で、やはり7年前に亡くなったと言う。
祖父の家は群馬県の伊香保温泉の近くにあった。
晶が廃屋の中に入っていくと、蠅男が襲いかかった!
ミステリー短編5作を収録した短編集で、上記は一つ目の『蠅男』。
表題作の『暗い越流』は第66回日本推理作家協会賞短編部門受賞作。
『蠅男』と5つ目の『道楽者の金庫』は、お馴染みの女性私立探偵・葉村晶が主人公。
『道楽者の金庫』では、晶が「MURDER BEAR BOOKSHOP」で働き始めた経緯が詳しく書かれていて、とてもタメになった。
なかなかレベルの高い短編集。
キャラメルボックス2019『ナツヤスミ語辞典』の稽古4日目。
5・6・7場の立ち稽古をしました。
7場には「駅長」が登場するので、「駅長」役の真柴あずき、菅野良一、筒井俊作が稽古に参加。
稽古場が一気に賑やかになりました。
7場の「駅長」にはセリフが3つしかないのに、物凄い存在感。
稽古場は爆笑の渦でした。
石原善暢の「アヅチ」もおもしろくて、ダメ出しで絶賛してしまいました。
7場は前半のクライマックスになりそうです。
乞ご期待!